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総-1医療機器の保険適用について (6 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_67369.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第636回 12/17)《厚生労働省》
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製品概要
1 販売名

Osiaシステム

2 希望企業 株式会社日本コクレア
本品は、振動を骨に直接伝える骨固定型の骨導補聴器であり、環境音、語音
3 使用目的 の聴き取り能力の改善のため、聴覚障害のうち、少なくとも一側の骨導閾値が
正常ないしは軽度障害である症例に対して使用する。
出典:企業提出資料

製品特徴

• 本品は圧電トランスデューサを用いており、従来品と比較して頭蓋骨への
植込み部が小型化し骨切削量が低減したため、合併症低減が期待される。
また、高出力が可能なため、フィッティングレンジが55dBと従来品より
も拡大した。
• 日本耳科学会より「骨導インプラントOsiaシステムの適応基準 (2025)」
が公表されている。
<適応基準>
1.少なくとも一側が伝音あるいは混合性難聴である。
2.聴力:純音による500Hz,1000Hz,2000Hz,4000Hzの骨導聴力レベ
ルが平均55dB以内。
3.気導補聴器や骨導補聴器あるいは軟骨伝導補聴器の装用が困難か、補
聴効果が不十分である。

4 構造・原


臨床上の有用性
• 本品の前世代品を用いた臨床試験では、51例(伝音難聴14例、混合性難聴
23例、一側性感音難聴14例)を対象とし、術前の裸耳聴力と術後の被験機
器装用時聴力との比較が行われた。主要評価項目として、術後3ヶ月の自
由音場閾値聴力検査、騒音下の適応型語音了解は、術前の裸耳聴力と比較
して有意な改善がみられた。
術前裸耳 (n=37)

術後3ヶ月 (n=35)

自由音場閾値聴力検査(※1)

56.0 (12.4)

30.3 (6.9)

騒音下の適応型語音了解(※2)

6.29 (8.19)

-6.52 (5.84)

(注)「平均値 (SD)」で記載。
(※1)純音聴力平均(PTA4)。単位はdB。(※2)音声対雑音比、音声理解50%。

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