よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


○個別事項(その2)について-1 (32 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00110.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第492回  10/22)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

放射線治療室で行われる治療について
○ 放射線治療室で行われる治療については、主に前立腺がん等で行われている密封小線源治療と、
甲状腺がん等で行われているRI内用療法がある。

【密封小線源治療】

【RI内用療法】







前立腺がんの低線量密封小線源治療の場合、
数ミリ大のチタン製のカプセルに密封され
た放射性ヨウ素125(I-125、半減期59.4
日)が前立腺に50-100コ程度を麻酔下にて
挿入され、前立腺全体に半永久的に放射線
が照射される。
小線源挿入術後の経過観察のための数日間
の入院は、放射線治療病室で行われる。
前立腺がんへの小線源の挿入手技

出典:日本放射線腫瘍学会 密封小線源治療診療・物理QAマ
ニュアル-小線源治療部会ガイドラインに基づく



甲状腺がんのRI内用療法の場合、ゼラチン等
のカプセルに入った放射性ヨウ素131(I-131、
半減期8.0日)を経口投与する。消化管から吸
収され、血中に取り込まれたI-131は、主に甲
状腺がんの病巣部に集積し、そこで放射線が
照射される。
I-131投与後、γ線による周囲への被ばくがあ
るため、放射線治療病室で数日間入院する。
放射性ヨウ素I-131のカプセル製剤

出典:QST量子医科学研究所東達也先生提供資料

32