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【資料3-1】ゲノム編集技術等を用いたヒト受精胚等の取扱い等に関する合同会議「議論の整理」 (21 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_67012.html
出典情報 厚生科学審議会 科学技術部会(第146回 12/11)《厚生労働省》
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システムをいう。
<エンハンスメント>
健常人の性質や能力の人為的な増強をいう。
<オフターゲット変異>
ゲノム編集によって、本来の標的 DNA 配列以外の類似配列を認識して切断した
り改変することによって生じる DNA 変異のこと。
<オンターゲット変異>
ゲノム編集によって、標的 DNA 配列を切断したことに起因する遺伝子脱落など
の DNA 変異のこと。
<核酸>
塩基と糖、リン酸からなる長い鎖状の高分子物質。糖部分がリボースであるリボ
核酸(RNA)と、デオキシリボースであるデオキシリボ核酸(DNA)に大別される。
<(核酸)塩基>
核酸(DNA、RNA)を構成する要素の一つの単位で、その並びが遺伝情報(タンパ
ク質のアミノ酸配列)をコードしている。主なものにアデニン、グアニン、シト
シン、チミン(DNA のみ)、ウラシル(RNA のみ)がある。
<ゲノム>
遺伝子(gene)と染色体(chromosome)から合成された言葉で、個体が持つ全
ての遺伝情報のこと。
<ゲノム編集技術>
CRISPR/Cas9 などの DNA 切断酵素と特定の塩基配列を認識する構成要素からな
る複合体を利用して、ゲノム上の狙った位置で二本鎖 DNA を切断し、遺伝子の
導入や欠失等を起こすことができる遺伝子改変技術の一つ。ゲノム編集技術の
発展系として、DNA を切断することなく、遺伝子を改変することや、特定のゲノ
ム領域のエピジェネティックな修飾状態を改変することも可能となった。
<染色体>
遺伝情報の発現と伝達を担う生体物質であり、塩基性色素で濃く染まる棒状の
構造体。DNA とヒストン(タンパク質)により構成される。(ヒトの2倍体細胞
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