療養病棟における認知症有無別の処置ごと身体的拘束実施率
○ 認知症のある患者においては、気管カニューレや経鼻胃管、中心静脈カテーテル等が挿入されている場合に、
30％以上の患者においてなんらかの身体的拘束が実施されていた。
○ 認知症のない患者においては、認知症のある患者と比べて全体的に身体的拘束の実施割合は低いものの、中心
静脈カテーテルや経鼻胃管が挿入されている患者では20％近い割合で身体的拘束が実施されていた。
調査日を含む過去７日間以内に身体的拘束を実施した患者の割合
認知症あり
0%

認知症なし

10%

20%

30%

40%

24.9%

全体(n=4023)

34.3%
30.1%
23.9%

胃瘻カテーテルの装着・交換(n=209)

胃瘻カテーテルの装着・交換(n=88)
32.9%

その他カテ－テルの挿入・交換(n=240)

28.6%

膀胱（留置）カテーテルの管理(n=846)
人工肛門・人工膀胱の管理(n=30)

10.0%

人工呼吸器の管理(n=27)

11.1%

9.1%
20.4%
18.8%
11.4%

人工肛門・人工膀胱の管理(n=17)

11.8%
4.7%

気管切開の処置(n=80)

10.0%
9.5%

酸素療法管理(n=955)

23.1%

酸素療法管理(n=377)

透析・腹膜還流(n=191)

22.0%

透析・腹膜還流(n=166)

12.7%

胃ろう・腸ろうによる栄養管理(n=197)

12.7%

胃ろう・腸ろうによる栄養管理(n=463)

18.1%
32.2%

経鼻経管栄養(n=971)

33.9%

中心静脈栄養(n=776)
その他の点滴・注射(n=967)
喀痰吸引(n=2014)

23.9%
26.0%

17.9%

中心静脈栄養(n=162)
喀痰吸引(n=706)

12.0%
15.3%

ネブライザー(n=34)

11.8%

創傷処置(n=452)

25.2%

創傷処置(n=181)

12.2%

浣腸・摘便(n=1614)

24.0%

浣腸・摘便(n=552)

15.0%

褥瘡の処置(n=143)

14.0%

ネブライザー(n=76)

褥瘡の処置(n=419)
リハビリテーション(n=2034)

23.7%

19.5%

経鼻経管栄養(n=364)
その他の点滴・注射(n=308)

28.2%
24.8%

出典：令和６年度入院・外来医療等における実態調査 （入院患者票（C票））

リハビリテーション(n=1000)

40%

10.4%

膀胱（留置）カテーテルの管理(n=273)
人工呼吸器の管理(n=64)

26.5%

気管切開の処置(n=68)

30%

13.5%

気管切開・気管内挿管(n=37)

中心静脈カテーテルの挿入・交換(n=49)

20%
12.4%

気管カニューレの交換(n=183)

34.3%

中心静脈カテーテルの挿入・交換…
その他カテ－テルの挿入・交換(n=557)

10%

全体(n=1618)

気管切開・気管内挿管(n=35)
気管カニューレの交換(n=123)

0%

12.0%

68