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07資料2-3小児におけるRSウイルス感染症の予防について (20 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_64997.html
出典情報 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会 予防接種基本方針部会 ワクチン評価に関する小委員会(第32回 10/22)《厚生労働省》
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母子免疫ワクチンの安全性についての知見:ACIPでの評価
○2024年10月のACIPにおいて、VSD(Vaccine Safety Datalink)を用いた研究によると、母子免疫ワクチンと妊
娠高血圧症候群の関連を報告した論文があり、同疾患を含め安全性モニタリングの継続が必要とされた。
○2025年6月のACIPにおいて、2023–2024年シーズンに得られた知見として、母子免疫ワクチンは、急性の安全
性アウトカム・早産・出生時の低出生体重児・死産との関連が認められなかった。
○ 他方、軽度ながら統計的に有意な妊娠高血圧症候群(HDP)のリスク増加と関連が指摘された。

ACIP(Advisory Committee for Immunization Practices:ワクチン接種に関する諮問委員会)
VSD(Vaccine Safety Datalink):CDCと全米にある13施設(最大で1550万人の人口をカバー)のサーベイランスネットワーク。
ワクチン接種群/非接種群における有害事象の発生頻度を比較できる。

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