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材ー1保険医療材料制度の見直しに関する検討(その1) (14 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_63930.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 保険医療材料専門部会(第131回 9/26)《厚生労働省》
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(参考)海外実態状況調査(令和7年度)
米国 における医療機器の保険適用に係る制度
○ 米国の公的医療保険を運営するCMS(Centers for Medicare & Medicaid Services) は、新規技術へのアクセ
スを向上しイノベーションを促進するために、新医療機器に対する保険適用の仕組みとして、TCET
(Transitional Coverage for Emerging Technologies)pathwayを2023年6月22日に公表。
○ 保険適用において要求されるエビデンスについては、CEDガイダンス(Coverage with Evidence
Development Guidance Document)が2024年8月7日に発出されている。

○ CEDガイダンスにおける臨床研究に関する要求水準


製造販売業者が試験をデザインするに当たっては、比較試験を前提とし、適切な試験デザインであることを
証明することが求められる。



対象となる研究対象の選定にあたっては、患者背景等を踏まえて適切に選定すること。



臨床研究の結果については、査読付きの論文として発表することが望ましい。



ランダム化比較試験 (RCT)では、二重盲検化(患者および治療担当医)により、治療効果の推定値が偏る可
能性を低減することができる。疼痛レベルの変化、抑うつ状態、患者報告による生活の質(QOL)など、主
観的解釈の影響を受けやすいエンドポイントを評価する場合、盲検化は特に重要となる。



全ての研究が盲検化できるわけではないことから、盲検化が不可能な場合は、バイアスのリスクを軽減し得
る研究デザインと解析要素を厳密に検討する。

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