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薬剤耐性菌問題に関する調査報告書 (20 ページ)
出典
公開元URL | https://www.jpma.or.jp/information/international/stop_amr/initiative/tv28hf0000002ykb-att/2506_amr.pdf |
出典情報 | 薬剤耐性菌問題に関する調査報告書(7/29)《日本製薬工業協会》 |
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② プル型インセンティブの金額とプッシュ型インセンティブの関係
eNPVは、投資金額に対する収益性を考慮するため、プッシュ型インセンティブとして開発期間中に外
部から補助される金額によって、eNPVをプラスにするために必要となるプル型インセンティブの金額も異
なります。同論文では、前臨床で50%分のプッシュ型インセンティブを受けた時に必要なプル型インセンテ
ィブを算出しています。このような条件下で前臨床からすべて自社でグローバル開発をした場合に必要な
インセンティブは、MERで22億ドル、SMで44億ドルとされています。また、近年多くみられる、スタートアッ
プ等が抗菌薬の元となる薬剤を開発してPhase1までの試験を実施した後に製薬企業がこれを購入して
Phase2以後の開発を行うケースでは、MERで16億ドル、SMで31億ドルと報告されています。
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eNPVは、投資金額に対する収益性を考慮するため、プッシュ型インセンティブとして開発期間中に外
部から補助される金額によって、eNPVをプラスにするために必要となるプル型インセンティブの金額も異
なります。同論文では、前臨床で50%分のプッシュ型インセンティブを受けた時に必要なプル型インセンテ
ィブを算出しています。このような条件下で前臨床からすべて自社でグローバル開発をした場合に必要な
インセンティブは、MERで22億ドル、SMで44億ドルとされています。また、近年多くみられる、スタートアッ
プ等が抗菌薬の元となる薬剤を開発してPhase1までの試験を実施した後に製薬企業がこれを購入して
Phase2以後の開発を行うケースでは、MERで16億ドル、SMで31億ドルと報告されています。
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