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公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00278.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織 入院・外来医療等の調査・評価分科会(令和7年度第8回 7/31)《厚生労働省》
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地域包括診療料・加算等の算定患者が入院・入所した場合に、入院・入所先
の医療機関等と医薬品の適正使用に係る連携を行った場合の評価であり、令
和6年8月における算定回数は、13 件であった。
○ 病院におけるポリファーマシー対策については、他職種から病院薬剤師に対
する期待が大きい反面、急性期では在院日数が短く十分な介入ができないこ
と、また、人手不足で、対象患者の抽出や、検討する時間を確保できないこ
となどから、病院薬剤師が十分に取り組めない場合が多い。
(分科会での評価・分析に関する意見)
○ 急性期病棟では、在院中に減薬してその後の経過を確認することは困難であ
り、回復期以降の病棟で対応すべきであり、回復期病棟等での薬剤情報連携
の状況についても示してほしいとの意見があった。また、その評価を検討す
べきではないかとの意見があった。
○ 薬剤適正使用連携加算の算定回数は極めて少なく、算定要件が厳しすぎるの
ではないか。現状、入院・入所患者を対象とした評価となっているが、他院
にも併せて通院する外来患者について、処方内容、薬歴等に基づく相談・提
案を他院へ行った場合には、評価の対象としてはどうか、との意見があった。
○ ポリファーマシー対策について、薬剤数ではなく、ポリファーマシー対策が
適正に実施されているか、質を評価すべきとの意見があった。「抗コリン薬
リスクスケール」や、「高齢者施設の服薬簡素化提言」等を踏まえ、検討す
べきとの意見があった。
【今後の検討の方向性】
○ ポリファーマシーの対策の推進に向けて、医療機関に対し、薬局と連携した
取組の状況等に関する令和7年度入院外来調査の結果を踏まえ、必要な対策を
更に検討する。
15-8.総合病院精神科について (別添資料④ P138~P161)
○ 総合病院精神科において、身体管理が必要な精神科専門治療、自殺企図関連
の合併症治療、先行する精神疾患に身体疾患が合併した患者の治療等の役割を
果たすことが期待されている。
○ 救急搬送に係る時間を傷病別に見ると、「精神系」は他疾患と比較して長い
傾向にある。
○ 精神病床数は減少傾向にあるが、精神科病院よりも一般病院で、その減少傾
向が大きい。
○ 精神病床を有しながら、入院医療における総合性を兼ね備えていると考えら
れる、全病床数が 400 床以上かつ精神病床の割合が 15%未満の医療機関が存
在しない二次医療圏が多く存在した。
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