よむ、つかう、まなぶ。
入ー2 (14 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00278.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織 入院・外来医療等の調査・評価分科会(令和7年度第8回 7/31)《厚生労働省》 |
ページ画像
ダウンロードした画像を利用する際は「出典情報」を明記してください。
低解像度画像をダウンロード
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
○ 緊急入院の受入時には様々な手間がかかるので、看護師等の療養の世話の手間
について、投入している医療資源の一環として評価方法を検討してはどうかと
の意見があった。
○ 地域包括医療病棟の届出が伸びてこないのは施設基準の厳しさが影響している
可能性があり、地域包括ケア病棟との患者像の類似も踏まえ、緩やかに統一し
ていくような評価方法も検討できるのではないかとの意見があった。
○ ADL については、リハビリテーション・栄養・口腔連携加算の算定有無と ADL
スコア平均や改善幅の検討だけでなく、実際に提供されたリハビリの量や介入
の時期等を踏まえ、どのような取組が効果的なのかといった検討を進めるべき
との指摘があった。
○ 高齢であるほど在院日数が長いのは当然の結果であると思われ、どのような患
者を受け入れているかを、急性期を含む入院の評価に組み込んではどうかとの
意見があった。
○ 下り搬送については、最初の搬送先が、病床稼働率等の観点で、本来その病院
で診療する必要のない患者を入院させるという事象もあるようなので、機能分
化を進めても経営できるよう、評価を検討していってはどうかとの意見があっ
た。
4-2.地域包括ケア病棟入院料について(別添資料② P40~P62)
○ 令和6年度改定で、入院 41 日目以降は入院料が低減する仕組みが導入された
ものの、地域包括ケア病棟における入院日数の中央値は 23 日程度で、改定前
後で変化はみられなかった。
○ 地域包括ケア病棟及び病室を届け出ている病棟における在宅復帰率は、入院
料・管理料1~2において 90%以上の施設が基準を満たしており、改定前後
を比較すると、改定後に高い傾向がみられた。入院料・管理料3~4において
は在宅復帰率の施設基準を満たしていない施設がみられた。
○ 地域包括ケア病棟における自宅等からの直接の入院割合は、医療機関毎にばら
ついていた。
○ 地域包括ケア病棟の入院患者数上位 50 位までの疾患について、1 日あたりの
包括内の出来高換算点数は地域包括医療病棟と比べて一定の範囲に集中してい
た。短期滞在手術等基本料3に該当する疾患では、請求点数が高い傾向にあっ
た。
○ 地域包括ケア病棟では、管理栄養士の配置基準はなく、栄養管理に係る加算や
管理料は包括されている。病棟における管理栄養士の配置数は全病棟種類の中
でも少なく病棟で業務に従事している時間も短い傾向であり、低栄養リスクが
スクリーニングで把握されている割合は低かった。
14
について、投入している医療資源の一環として評価方法を検討してはどうかと
の意見があった。
○ 地域包括医療病棟の届出が伸びてこないのは施設基準の厳しさが影響している
可能性があり、地域包括ケア病棟との患者像の類似も踏まえ、緩やかに統一し
ていくような評価方法も検討できるのではないかとの意見があった。
○ ADL については、リハビリテーション・栄養・口腔連携加算の算定有無と ADL
スコア平均や改善幅の検討だけでなく、実際に提供されたリハビリの量や介入
の時期等を踏まえ、どのような取組が効果的なのかといった検討を進めるべき
との指摘があった。
○ 高齢であるほど在院日数が長いのは当然の結果であると思われ、どのような患
者を受け入れているかを、急性期を含む入院の評価に組み込んではどうかとの
意見があった。
○ 下り搬送については、最初の搬送先が、病床稼働率等の観点で、本来その病院
で診療する必要のない患者を入院させるという事象もあるようなので、機能分
化を進めても経営できるよう、評価を検討していってはどうかとの意見があっ
た。
4-2.地域包括ケア病棟入院料について(別添資料② P40~P62)
○ 令和6年度改定で、入院 41 日目以降は入院料が低減する仕組みが導入された
ものの、地域包括ケア病棟における入院日数の中央値は 23 日程度で、改定前
後で変化はみられなかった。
○ 地域包括ケア病棟及び病室を届け出ている病棟における在宅復帰率は、入院
料・管理料1~2において 90%以上の施設が基準を満たしており、改定前後
を比較すると、改定後に高い傾向がみられた。入院料・管理料3~4において
は在宅復帰率の施設基準を満たしていない施設がみられた。
○ 地域包括ケア病棟における自宅等からの直接の入院割合は、医療機関毎にばら
ついていた。
○ 地域包括ケア病棟の入院患者数上位 50 位までの疾患について、1 日あたりの
包括内の出来高換算点数は地域包括医療病棟と比べて一定の範囲に集中してい
た。短期滞在手術等基本料3に該当する疾患では、請求点数が高い傾向にあっ
た。
○ 地域包括ケア病棟では、管理栄養士の配置基準はなく、栄養管理に係る加算や
管理料は包括されている。病棟における管理栄養士の配置数は全病棟種類の中
でも少なく病棟で業務に従事している時間も短い傾向であり、低栄養リスクが
スクリーニングで把握されている割合は低かった。
14