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会議資料全体版 (58 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59938.html
出典情報 セルフケア・セルフメディケーション推進に関する有識者検討会(第4回 7/25)《厚生労働省》
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表 1 アレルギー性鼻炎薬一覧
成分名(一般名)
抗ヒスタミン薬
第1世代
クレマスチンフマル酸塩
クロルフェニラミンマレイン酸塩
ジフェンヒドラミン
シプロヘプタジン塩酸塩水和物
プロメタジン塩酸塩
ホモクロルシクリジン塩酸塩

先発品名

先発品の

OTCの

後発品の

上市年

有無

有無

No
No
No
No
No
No
No

Yes
Yes
No
Yes
No
No
No

Yes
No
No
Yes
Yes
Yes
No
Yes
No
Yes
No
Yes
Yes
No
No
No
No

Yes
Yes
Yes
Yes
Yes
Yes
Yes
Yes
Yes
Yes
Yes
Yes
Yes
Yes
No
No
No

No

Yes

1970年5月
1959年10月
1987年10月
2008年4月
1956年10月
ホモクロルシクリジン塩酸塩 1965年9月
ベタメタゾン・d-クロルフェニラミンマレイン酸塩(※) セレスタミン
1965年3月
第2世代
アゼラスチン塩酸塩
アゼプチン
1986年6月
エメダスチンフマル酸塩
レミカット
1993年8月
オキサトミド
オキサトミド
1987年6月
ケトチフェンフマル酸塩
ザジテン
1983年2月
エバスチン
エバステル
1996年6月
エピナスチン塩酸塩
アレジオン
1994年6月
オロパタジン塩酸塩
アレロック
2001年3月
セチリジン塩酸塩
ジルテック
1998年9月
レボセチリジン塩酸塩
ザイザル
2010年12月
フェキソフェナジン塩酸塩
アレグラ
2000年11月
ベポタスチンベシル酸塩
タリオン
2000年10月
メキタジン
ニポラジン
2009年10月
ロラタジン
クラリチン
2002年9月
フェキソフェナジン塩酸塩・塩酸プソイドエフェドリン(※) ディレグラ
2013年2月
ビラスチン
ビラノア
2016年11月
ルパタジンフマル酸塩
ルパフィン
2017年11月
デスロラタジン
デザレックス
2016年11月
トロボキサンA2受容体拮抗剤
ラマトロバン
バイナス
2000年5月

気管支喘息治療薬
メディエーター遊離抑制薬
トラニラスト
ペミロラストカリウム
ロイコトリエン受容体拮抗薬
モンテルカストナトリウム
プランルカスト水和物
Th2サイトカイン阻害薬
スプラタストトシル酸塩

タベジール
ポララミン
レスタミン
ペリアクチン
ヒベルナ

リザベン
アレギサール

1982年8月
1991年3月

No
Yes

Yes
Yes

キプレス
オノン

1997年7月
1995年6月

No
No

Yes
Yes

アイピーディ

1995年4月

No

Yes

注)成分名の後ろに※があるものは配合剤を示す。ベポタスチンベシル酸塩、トラニストも2017年にスイッチOTC化の承認を得ていた。しかし、前者はス
イッチOTCの販売開始が本稿の分析対象外の2020年だったため、後者は承認が点眼薬と本稿の分析対象外のためOTCの有無をNoとした。後発品の有無
は、2018年時点で製品の販売が確認できたものをYesとした。なお抗ヒスタミン薬は、体内で合成されるヒスタミンの神経への作用を抑制することで、ア
レルギー症状を改善させる医薬品である。さらに抗ヒスタミン薬は第1世代と第2世代に分類され、この世代による違いは主に副作用、持続性にあり、双方
ともに第2世代が優れている。気管支喘息薬は、メディエーター遊離抑制、T2サイトカイン阻害などを通じ、アレルギー反応による諸症状を抑制すること
で治療を促す医薬品である。

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