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会議資料全体版 (13 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59938.html
出典情報 セルフケア・セルフメディケーション推進に関する有識者検討会(第4回 7/25)《厚生労働省》
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「セルフメディケーション税制による薬剤費抑制効果の検証」(西川・大橋
RIETI Discussion Paper Series 22-J-039(2022)経済産業研究所;日本
経済研究 近刊)によるセルメ税制の効果検証について
論文の結果


セルメ税制の導入による全体の財政効果(医療費適正化効果)は、△481.3万円
■ 患者の受診行動が減少し薬剤費が3,159.6万円減少
■ 医師の処方行動が増加し薬剤費が2,678.3万円増加



これに、セルメ税制の利用による1人当たり減税額を仮に3,333円とすると、アレルギー性鼻炎薬市場における
セルメ税制の導入による利用者の増加(推計225名)を踏まえた政府の税収減は75.0万円となることから、
セルメ税制による実質的な財政効果は、△406.3万円

(患者の受診回数)
O

税制が無い場合の
患者受診回数

この差が
3159.6万円

税制がある場合の
患者受診回数
2018年2月

t(年)

(医師の処方回数)

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O

税制がある場合の
医師処方回数
税制が無い場合の
医師処方回数
2018年2月

この差が
2678.3万円

t(年)

本論文では、レセプト情報のみを使用して解析を行っていることから、実際に患者がセルメ税制対象医薬
品を購入しているかまでは把握できない。



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