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出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00276.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織 入院・外来医療等の調査・評価分科会(令和7年度第6回 7/3)《厚生労働省》 |
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現状と課題
(救急搬送件数について)
• 人口20万人未満二次医療圏のうち、人口の少ない医療圏における最大救急搬送受入医療機関の地域シェア率は高
い傾向にあった。
• 救急搬送件数4000件の病院では、多くの病院が急性期充実体制加算又は総合入院体制加算を算定していた。
• 急性期充実体制加算や総合入院体制加算を算定していない、救急搬送件数がそれほど多くない病院でも、地域の救
急搬送件数の半数以上をカバーする病院があった。
(手術件数について)
• 全身麻酔手術を年間500件以上実施している病院のうち、救急搬送件数500件未満の病院では、急性期充実体制加
算対象手術件数がわずかである病院が多くみられた。
• 同程度の手術実施症例件数の病院でも、外保連手術指数にはばらつきがみられ、手術数が多くなると、指数が一定
以上の病院の割合が高くなる傾向があった。
• 各都道府県の手術件数最大の病院(大学病院本院除く)では、概ね全ての病院が年間手術件数2000件を超えていた。
(総合性について)
• 総合入院体制加算・急性期充実体制加算を算定している病院では、その他の病院と比較して、より複数の診療科を
標榜し、入院医療を提供する傾向があり、同規模の病院においてカバー率指数も高い傾向がある。
(その他)
• 専門病院は、200床未満の病院で多く、救急搬送件数が少なく、全身麻酔手術件数が多い病院が見受けられた。
• 有人離島からなる二次医療圏の病院では、救急搬送受入件数が少なく、年間3000件を超えるような病院がなかった。
• 子ども病院では、同じ救急搬送件数を受けている一般病院と比較して手術件数が多い傾向にある一方で、救急搬送
件数の地域シェア率が1/4を超える医療機関はなかった。
• 夜間・深夜の救急搬送受入割合は急性期一般入院料1算定病院で高い。また、急性期一般入院料1を算定している
病院においても深夜の受入割合にばらつきがあり、深夜の受入割合は10~30%である病院が多かった。
【課題】
○地域において、一般的な急性期機能を果たす病院の特徴として、救急搬送件数や地域シェア率、手術件数等の観点
から、どのように分析・評価できるか。
○拠点的な急性期機能を果たす病院の特徴について、救急搬送件数や地域シェア率、手術件数、総合性等の観点から、
どのように分析・評価できるか。
50
○その他、様々な地域や診療科の特性等も踏まえ、留意すべき課題があるか。
(救急搬送件数について)
• 人口20万人未満二次医療圏のうち、人口の少ない医療圏における最大救急搬送受入医療機関の地域シェア率は高
い傾向にあった。
• 救急搬送件数4000件の病院では、多くの病院が急性期充実体制加算又は総合入院体制加算を算定していた。
• 急性期充実体制加算や総合入院体制加算を算定していない、救急搬送件数がそれほど多くない病院でも、地域の救
急搬送件数の半数以上をカバーする病院があった。
(手術件数について)
• 全身麻酔手術を年間500件以上実施している病院のうち、救急搬送件数500件未満の病院では、急性期充実体制加
算対象手術件数がわずかである病院が多くみられた。
• 同程度の手術実施症例件数の病院でも、外保連手術指数にはばらつきがみられ、手術数が多くなると、指数が一定
以上の病院の割合が高くなる傾向があった。
• 各都道府県の手術件数最大の病院(大学病院本院除く)では、概ね全ての病院が年間手術件数2000件を超えていた。
(総合性について)
• 総合入院体制加算・急性期充実体制加算を算定している病院では、その他の病院と比較して、より複数の診療科を
標榜し、入院医療を提供する傾向があり、同規模の病院においてカバー率指数も高い傾向がある。
(その他)
• 専門病院は、200床未満の病院で多く、救急搬送件数が少なく、全身麻酔手術件数が多い病院が見受けられた。
• 有人離島からなる二次医療圏の病院では、救急搬送受入件数が少なく、年間3000件を超えるような病院がなかった。
• 子ども病院では、同じ救急搬送件数を受けている一般病院と比較して手術件数が多い傾向にある一方で、救急搬送
件数の地域シェア率が1/4を超える医療機関はなかった。
• 夜間・深夜の救急搬送受入割合は急性期一般入院料1算定病院で高い。また、急性期一般入院料1を算定している
病院においても深夜の受入割合にばらつきがあり、深夜の受入割合は10~30%である病院が多かった。
【課題】
○地域において、一般的な急性期機能を果たす病院の特徴として、救急搬送件数や地域シェア率、手術件数等の観点
から、どのように分析・評価できるか。
○拠点的な急性期機能を果たす病院の特徴について、救急搬送件数や地域シェア率、手術件数、総合性等の観点から、
どのように分析・評価できるか。
50
○その他、様々な地域や診療科の特性等も踏まえ、留意すべき課題があるか。