よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


0508記者会見報告資料(調査最終集計) (15 ページ)

公開元URL https://hodanren.doc-net.or.jp/info/news/250508/
出典情報 全国保険医団体連合会 記者会見(5/8)《全国保険医団体連合会》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

ーや通信回線の不具合はトラブルの割合としても約4割と高く、いったん不具合が生じるとマイナ
保険証で受診しているすべての患者に影響するため、現場の負担につながっている。1台しかない
機器が故障し、修理にも時間がかかるなどの事例も寄せられている。コールセンターやベンダー、
行政の窓口業務が時間外の夕方、夜間、土日祝日などは特に対応に苦慮している。コールセンター
に電話をしてもつながらない、対応してもらえないなどの声も寄せられている。
06

マイナ保険証のトラブルは増加

トラブル「なかった」は 10.6%(前回調査 24.6%)

マイナ保険証のトラブルの状況を選択肢で聞いた。「特にトラブルはない」との回答はわずか
10.6%(1029 医療機関)で、回答した約9割の医療機関が何らかのトラブルに見舞われている。前
回調査(「2024 年5月以降のマイナトラブル調査」24 年8~9月実施)でトラブルが「なかった」
との回答は 24.6%(3128 医療機関)であった。トラブルに見舞われる医療機関の割合は増加して
いる。各医療機関でマイナ保険証を利用する人が増えている中で、トラブルに見舞われる医療機関
も増加している。
06

トラブルの内容では「有効期限切れ」が大幅に増加。
「●(くろまる)」、
「無効」、
「カードリー

ダーの不具合」も依然多い
具体的なトラブル事例を選択肢で聞いた。
「資格情報が無効」、
「●(くろまる)で出る」
「カード
リーダーの接続不良・認証エラー」

「マイナ保険証の有効期限切れ」は引き続き割合が高い。特に
「マイナ保険証の有効期限切れ」は前回調査より大幅に増加した。2025 年度に電子証明書の更新が
必要となるマイナカードは 2768 万件にのぼり、
「有効期限切れ」はさらなる増加が懸念される。
「その他」で多いのは、発熱外来での対応困難である。ただでさえ混雑する感染症拡大時の医療機
関窓口で、マイナ保険証のみでの受診の際の対応に苦慮している。
(参考)※前回調査の割合については、比較するため回答医療機関数を母数にした%を出し直している

24 年5月以降
回答医療機関数

24 年 12 月以降

12735

9741

資格情報が無効

4,266

33.5%

3,740

38.4%

該当の被保険者番号がない

1,655

13.0%

1,142

11.7%

名前や住所の不一致

1,795

14.1%

1,965

20.2%

●(くろまる)で出る

6,017

47.2%

6,344

65.1%

カードリーダーの接続不良・認証エラー

4,726

37.1%

4,280

43.9%

限度額認定に誤り等があった

493

3.9%

436

4.5%

負担割合の齟齬

977

7.7%

762

7.8%

国保

371

2.9%

207

2.1%

社保

159

1.2%

97

1.0%

後期高齢

641

5.0%

362

3.7%

他人の情報が紐づけられていた

189

1.5%

175

1.8%

1,799

14.1%

3,023

31.0%

1,699

17.4%

1,029

10.6%

マイナ保険証の有効期限が切れていた
その他
特にトラブルなし(※)

3,128

15

24.6%