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糖尿病性腎症重症化予防プログラム(令和6年度版) (22 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_38699.html
出典情報 糖尿病性腎症重症化予防プログラムの改定について(3/28)《厚生労働省》
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いても、データの提供や閲覧権限の付与など、実施支援のための情報提供を行
う。
市町村に委託して保健事業を実施する場合または広域連合が直接保健事業を
実施する場合のいずれにおいても、広域連合は市町村と連携し、双方が主体的
に取り組めるよう、企画・実施・評価を行える体制構築に努めることが望まし
い。
被保険者が後期高齢者医療制度へ移行する際に、保健事業が円滑に接続され
ないケースや評価が途切れるケースがみられた。そのため、令和2年度より、
市町村において市町村国保から連続した事業の実施・評価を適切に行えるよう
「高齢者の保健事業と介護予防の一体的な実施」を開始した。広域連合の役割
として具体的には、国保や介護予防部局との連携を密にし、国保保健事業や介
護予防の取組との一体的な実施を推進してきているところであり、引き続き、
継続的な事業実施ができるような体制づくりが求められる。
都道府県医師会や郡市医師会等関係団体に対しては、広域連合が取組内容を
説明し、理解及び協力を得ていくことが重要であり、都道府県と連携しながら
調整する場合や市町村による調整の支援を行う場合など、状況に応じた調整を
行うことが求められる。
(4)地域の医師会等の役割
(医療関係団体における協力体制の整備)
都道府県医師会をはじめとする都道府県の医療関係団体は、郡市医師会をは
じめとする地域の医療関係団体に対して、糖尿病性腎症重症化予防に係る国・
都道府県における動向等を周知する。
都道府県医師会及び郡市医師会等をはじめとする地域の医療関係団体は、会
員及び医療従事者等に対して糖尿病性腎症重症化予防の取組について周知する。
また、都道府県や市町村等から相談があった場合には、糖尿病性腎症重症化予
防の取組に可能な限り協力するとともに、対象者の健康づくりや糖尿病性腎症
重症化予防に向けて積極的に対応するよう促す。
地域における糖尿病性腎症重症化予防の取組は、市町村等の取組に加え、か
かりつけ医機能を有する医療機関と専門医等との連携強化が重要であるため、
地域の医師会等は各医療機関や医師等と連携し必要な取組を行うよう努める。
(市町村等の取組に対する協力)
都道府県医師会をはじめとする地域の医療関係団体は、市町村等の糖尿病性
腎症重症化予防の取組に対し、取組が円滑かつ効果的なものとなるように、市
町村等の求めに応じて実施方法等について助言する等、必要な協力を行う。
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