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資料1-2 カルベジロール 調査結果報告書及び添付文書[1.9MB] (50 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_38855.html
出典情報 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(令和5年度第15回 3/26)《厚生労働省》
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〈虚血性心疾患又は拡張型心筋症に基づく慢性心不全〉
5%以上
5%未満
頻度不明
過敏症
発疹、そう痒感
循環器
徐脈、動悸、頻 心胸比増大、狭
脈、心房細動、 心症
期外収縮、房室
ブロック、脚ブ
ロック、低血
圧、血圧上昇、
四肢冷感、顔面
潮紅
呼吸器
呼吸困難、息切 喘息様症状、咳

嗽、鼻閉
精神神経系 めまい
不眠、頭痛
眠気、注意力低
下、失神、抑う
つ、異常感覚
(四肢のしびれ
感等)、幻覚
消化器
悪心、胃部不快 腹痛、嘔吐
感、便秘、下
痢、食欲不振
低血糖、トリグ
代謝
血糖値上昇、尿 糖尿病悪化、
糖、LDH上昇、 ALP上昇、尿酸 リセリド上昇
総コレステロー 上昇、カリウム
ル上昇、CK上 上昇、ナトリウ

ム低下、カリウ
ム低下
肝臓
AST上昇、ALT
上昇
腎臓・泌尿 腎機能障害
蛋白尿
尿失禁、頻尿

(BUN上昇、ク
レアチニン上昇
等)
血液
貧血、血小板減
少、白血球減少

霧視、涙液分泌
減少
その他
浮腫、倦怠感、 耳鳴、脱力感、
疲労感、胸痛
勃起不全、疼
痛、発汗、口渇

薬剤名等
臨床症状・措置方法
機序・危険因子
非ステロイド性 本剤の降圧作用が減弱 非ステロイド性消炎鎮
するおそれがある。 痛剤は、血管拡張作用
消炎鎮痛剤
を有するプロスタグラ
インドメタシ
ンジンの合成・遊離を

ロキソプロ
阻害する。
フェン
アスピリン等

11. 副作用

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、
異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を
行うこと。
11.1 重大な副作用
11.1.1 高度な徐脈(頻度不明)、ショック(頻度不明)、完全房
室ブロック(頻度不明)、心不全(頻度不明)、心停止(頻
度不明)
重大な循環器系の副作用があらわれることがあるので、
これらの症状があらわれた場合には減量又は投与を中
止し、適切な処置を行うこと。[8.1 参照]
(頻度不明)、黄疸(頻度不明)
11.1.2 肝機能障害
AST、ALT、γ-GTPの上昇等を伴う肝機能障害や黄疸
があらわれることがある。
(頻度不明)
11.1.3 急性腎障害
11.1.4 中 毒 性 表 皮 壊 死 融 解 症( T o x i c E p i d e r m a l
Necrolysis:TEN)
( 頻度不明)、皮膚粘膜眼症候群
(Stevens-Johnson症候群)
(頻度不明)
11.1.5 アナフィラキシー(頻度不明)
11.2 その他の副作用
〈本態性高血圧症(軽症~中等症)、腎実質性高血圧症、狭
心症、頻脈性心房細動〉
0.1~5%未満 0.1%未満
頻度不明
過敏症
発疹、そう痒感
循環器
徐脈、顔面潮紅
低血圧、動悸、頻脈、
心房細動、期外収縮、
脚ブロック、血圧上
昇、心胸比増大、四肢
冷感、房室ブロック、
狭心症
呼吸器
喘息様症 咳嗽、呼吸困難、息切

れ、鼻閉
精神神経系 めまい、眠気、
失神、不眠、抑うつ、
頭痛
注意力低下、異常感覚
(四肢のしびれ感等)、
幻覚
消化器
胃部不快感、嘔 悪心
便秘、下痢、食欲不

振、腹痛
代謝
CK上昇
血糖値上昇、尿酸上
昇、総コレステロール
上昇、ALP上昇、LDH
上昇、低血糖、尿糖、
トリグリセリド上昇、
カリウム上昇、糖尿病
悪化、カリウム低下、
ナトリウム低下
肝臓
AST上昇、
ALT上昇
腎臓・泌尿
腎機能障害(BUN上昇、

クレアチニン上昇等)、
尿失禁、頻尿、蛋白尿
血液
貧血、白血球減少、血
小板減少

霧視、涙液分泌減少
その他
倦怠感
浮腫、脱力感、勃起不
全、耳鳴、疲労感、胸
痛、疼痛、発汗、口渇

13. 過量投与

13.1 症状
重症低血圧、徐脈、心不全、心原性ショック、心停止に
至るおそれがある。また、呼吸器障害、気管支痙攣、嘔
吐、意識障害、全身の痙攣発作をきたすおそれがある。
13.2 処置
本剤を中止し、次のような処置を行う。なお、本剤は血
液透析により除去されにくい。[16.6.2 参照]
13.2.1 過度の徐脈
アトロピン硫酸塩、イソプレナリン塩酸塩等の投与や
心臓ペーシングを適用する。
13.2.2 心不全、低血圧
強心薬、昇圧薬、輸液等の投与や補助循環を適用する。
13.2.3 気管支痙攣
β2刺激薬又はアミノフィリンを静注する。
13.2.4 痙攣発作
ジアゼパムを徐々に静注する。

14. 適用上の注意

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14.1 薬剤交付時の注意
PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよ
う指導すること。PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部
が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等
の重篤な合併症を併発することがある。

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