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提案書10(1802頁~2002頁)医療技術評価・再評価提案書 (169 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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1)名称

耳科手術における顔面神経モニタリングの使用状況に関するアンケート調査2021

2)著者

平海晴一、大島猛史、北原糺、伊藤吏、池田怜吉、物部寛子

3)雑誌名、年、月、号、ページ

Otology Japan

4)概要

耳科手術における顔面神経モニタの使用状況に関し、日本耳科学会の令和2・3年度代議員および全国の医育機関の代表者を対象としてアンケート
調査を行った。年間に10件以上手術をしている施設のうち86.7%が顔面神経モニタを使用していたが、40.7%の施設で使用頻度は半数以下にとど
まっていた。回答者のうち79.2%が麻痺など顔面神経に関する術中トラブルを経験していた。顔面神経モニタを使用しない理由として42.9%が消耗
品の費用を理由に挙げていた。脊髄誘発電位測定等加算が認可された場合には84.9%の術者が現在使用していない症例でも顔面神経モニタを行う
と回答した。

1)名称

Cost-effectiveness of intraoperative facial nerve monitoring in middle ear or mastoid surgery.

2)著者

Wilson L, Lin E, Lalwani A

3)雑誌名、年、月、号、ページ

Laryngoscope, 2003, October, 113(10):1736-1745.

4)概要

耳科手術における顔面神経モニタの使用について費用効果分析を行った。鼓室形成術、人工内耳植込術などを含む中耳・乳突腔を操作する手術全
例で顔面神経モニタを行うのがQALY、平均費用ともに最も優れていた。再手術症例など限定した症例のみに使用する場合、使用しない場合のいず
れもQALYは低く、平均費用が高くなった。

1)名称

Epidemiology of iatrogenic facial nerve injury: a decade of experience.

2)著者

Hohman MH, Bhama PK, Hadlock TA

3)雑誌名、年、月、号、ページ

Laryngoscope, 2014, January, 124(1):260-265.

4)概要

医原性顔面神経麻痺の疫学を調査した。13%が耳下腺良性腫瘍手術によるもので、そのうち顔面片側全体の麻痺(hemifacial palsy)を生じたの
は69%であった。耳科手術による麻痺は17%で、その全例が顔面片側全体の麻痺であった。

1)名称

Contemporary Opinions on Intraoperative Facial Nerve Monitoring.

2)著者

Gidley PW, Maw J, Gantz B, et al

3)雑誌名、年、月、号、ページ

OTO Open, 2018, 2(3):2473974X18791803.

4)概要

アメリカ神経耳科学会、アメリカ耳科学会、アメリカ小児耳鼻咽喉科学会の会員、耳鼻咽喉科頭頸部外科プログラム責任者を対象としてアンケー
ト調査を行った。鼓室形成術で90.1%、人工内耳植込術で75.1%など、大多数がほとんどの耳科・神経耳科手術で顔面神経モニタの適応があると
回答した。

2022年、9月、32巻3号:339-343.

⑭参考文献1

⑭参考文献2

⑭参考文献3

⑭参考文献4

1)名称
2)著者
⑭参考文献5

3)雑誌名、年、月、号、ページ

4)概要

※⑬については、1.の「主たる申請団体」および「上記以外の申請団体」以外に、提案される医療技術に関する研究、会合、論文発表等を実施している学会等の関連団体や研
究者等の名称を記載すること。

1970