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提案書06(0999頁~1199頁)医療技術評価・再評価提案書 (50 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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概要図書式

提案番号(6桁)

申請技術名

申請学会名

280203

BRCA1/2遺伝子検査(血縁者診断、確定診断)

日本人類遺伝学会

【技術の概要】
• 採血後にゲノムDNAを抽出し、BRCA1及びBRCA2遺伝子を次世代シーケンサーまたはサンガー法によるシークエン
シング、マルチプレックスPCRにより病的バリアントを検出する
【対象疾患及び診療報酬上の取扱い】

〈本提案の適応拡大〉

〈現行〉
BRCA1/2遺伝子検査
(保険点数:20,200点)
対象となっている患者
• 乳癌の一部
• 卵巣癌

BRCA遺1/2伝子検査
(保険点数:3,000~10,100点を提案)
拡大対象となる患者
• 遺伝性乳癌卵巣癌症候群と診断された患者の血縁者(10,100点)
第一度近親者で50%、第二度近親者で25%、第三度近親者
12.5%:ガイドライン等で推奨されている検査前確率(5~10%)
より著しく高率。
• 体細胞(腫瘍細胞)で遺伝性乳癌卵巣癌症候群が疑われた患者
(3,000点)
がん遺伝子パネル検査で腫瘍細胞にBRCA1/2病的バリアントが認
められた場合、約80%が遺伝性乳癌卵巣癌症候群と診断される。

【有効性】

• 乳癌・卵巣癌予防的外科切除
• 乳癌・卵巣癌・膵癌・前立腺癌
サーベイランス

• 癌発症予防・早期癌発
見・生命予後の改善
1048

医療費削減