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看護師等の確保を促進するための措置に関する基本的な指針 (8 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000095525.html
出典情報 看護師等の確保を促進するための措置に関する基本的な指針(10/26)《厚生労働省》
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の条件を満たす者について、日本の看護師国家試験等を受験する資格を
認定する制度を設けている。必要な知識及び技能を有する外国人が看護
師等国家試験を円滑に受験できるよう、こうした看護師国家試験等受験
資格の認定を適切に実施していくことが重要である。
(二) 資質の高い看護師等の養成
ア 教育内容の見直し
看護師等の教育については、医学・医療の高度化・専門化や看護の理
論、技術の進歩等に応じて法令等の改正が行われているが、今後も、実
施した改正事項の効果検証を行いつつ、国民や社会のニーズに即した看
護師等養成に寄与できるよう、随時、必要な見直しを行っていく必要が
ある。
また、療養の場が多様化し地域包括ケアが推進される中で、病院以外
にも在宅医療や介護保険サービスなど様々な場面で看護のニーズが拡大
している。
このため、訪問看護ステーションや介護施設・事業所における看護師
等の需要の増加に対応するため、免許取得前からの多様な場における実
習の充実を更に図っていくことが重要である。


看護教員等養成の在り方
看護師等学校養成所の教員需要に対応していくとともに、看護教育の
内容の充実を図り、養成される看護師等の資質を高めていくためには、
理論やエビデンスと実践を結びつけて指導ができる資質の高い看護教員
の確保を図ることが重要である。このため、都道府県及び関係団体等に
よる専任教員養成講習会を開催し、質の高い看護教員の確保に努めてい
るところであるが、さらに、看護教員に必要な資質・能力の維持・向上
に資する効率的・効果的な継続教育を推進するほか、教育・研究力の高
い看護教員の育成を強化する方策の検討が重要である。
また、看護師等学校養成所で行われている看護教育の内容と臨床現場
の看護実践とが効果的に結びつき、質の高い看護教育の実施につながる
よう、看護教員及び病院等の看護管理者等の相互の理解の下、看護師等
学校養成所及び臨床現場の関係者の相互の交流や連携を深めるための仕
組みを構築することも必要である。
看護教育においては、実習施設における指導が重要であり、実習施設
の確保並びに指導に当たる実習指導者の確保及びその質の向上を図る必
要がある。このため、国においては、看護学生の実習に対する国民の理
解を得るための広報を継続して実施することが重要である。加えて、実

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