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参考資料4 小児患者体験調査報告書 令和元年度調査 (63 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_23374.html
出典情報 がん診療提供体制のあり方に関する検討会  小児がん拠点病院等の指定要件に関するワーキンググループ(第1回  1/17)《厚生労働省》
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家族の就労
ケアのための就労の変更
問 30. 患者さんをケアするためにご家族のうちに誰か、仕事や働き方を変えた方はいますか。
なお、仕事や働き方を変えたとは、休職・休業だけではなく介護休暇や短時間勤務制度も含みま
す。
回答選択肢:{はい;いいえ}

対象(分母)
問 30

算出法(分子)

回答者全体

結果

「はい」と回答した人の割合

65.5%

<成人患者体験調査との比較>
小児調査で初めて設定された問いである。
<がん種別・就業形態別の結果>
問 30 で「はい」と回答をした人は【造血器腫瘍患者】で 70.2%、【固形腫瘍患者(脳腫瘍を除
く)】で 58.3%、【脳腫瘍患者】で 69.3%であった。【固形腫瘍患者(脳腫瘍を除く)】は【造血
器腫瘍患者】および【脳腫瘍患者】よりも統計的有意に低かった(各々P<0.01、P=0.03)。ま
た、【造血器腫瘍患者】と【脳腫瘍患者】では統計的有意差はなかった (P=0.84)。
問 31 で質問した変更前の就業形態は、3 群間で統計的検定をしたところ、有意差はなかった
(P=0.41)。
問 32 で「退職・廃業した」と回答をした人は【造血器腫瘍患者】で 35.5%、【固形腫瘍患者
(脳腫瘍を除く)】で 31.0%、【脳腫瘍患者】で 29.5%であった。3 群間で統計的検定をしたと
ころ、有意差はなかった(P=0.40)。
「休職・休業はしたが、退職・廃業はしなかった」と回答をした人は【造血器腫瘍患者】で
34.0%、【固形腫瘍患者(脳腫瘍を除く)】で 34.7%、【脳腫瘍患者】で 42.0%であった。3 群間
で統計的検定をしたところ、有意差はなかった(P=0.37)。

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