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参考資料4 小児患者体験調査報告書 令和元年度調査 (33 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_23374.html
出典情報 がん診療提供体制のあり方に関する検討会  小児がん拠点病院等の指定要件に関するワーキンググループ(第1回  1/17)《厚生労働省》
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生殖機能への影響
治療による生殖機能への影響についての説明
問 13. 最初のがん治療が開始される前に医師からその治療による生殖機能への影響(妊よう性
消失の可能性など)について説明を受けましたか。なお、この質問は説明を必要としていなかっ
た方も含め全員お答えください。
回答選択肢:{説明はされていない;説明があった;わからない}

対象(分母)
問 13

結果

算出法(分子)

診断後に治療が開始されたと回答した人*

「説明があった」と回答した人の割合

53.8%

*問 11 で「診断される前に治療が開始されていた」以外と回答した人
<成人患者体験調査との比較>
成人調査において、同一の問いに対する 40 歳未満の回答者の結果は 52.0%であった。
<がん種別の結果>
「説明があった」と回答をした人は【造血器腫瘍患者】で 54.6%、【固形腫瘍患者(脳腫瘍を除
く)】で 56.9%、
【脳腫瘍患者】で 41.8%であった。
【脳腫瘍患者】は【造血器腫瘍患者】および【固
形腫瘍患者(脳腫瘍を除く)】よりも統計的有意に低かった(各々P=0.01, P<0.01)。また、【造
血器腫瘍患者】と【固形腫瘍患者(脳腫瘍を除く)】では統計的有意差はなかった(P=0.52)。
なお、「説明はされていない」と回答した人のうち「説明を必要としていなかった」と回答した
割合は【脳腫瘍患者】で 38.5%と、
【造血器腫瘍患者】
(20.9%)、
【固形腫瘍患者(脳腫瘍を除く)】
(21.4%)と比較して、高い結果となった。
「説明があった」と回答をした人が具体的にどのような内容の説明を受けたか、
「説明はされて
いない」と回答をした人が説明を必要としていたか、に関する詳細は次頁の表に記載。

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