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参考資料3 RevMate Ver.6.2 (15 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_25755.html
出典情報 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(令和4年度第4回 5/24)《厚生労働省》
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10.2. HP での情報提供
10.1.で示す資材や RevMate® の 教育や手順に関する情報(入院時の薬剤管理モデル等)は
RevMate®専用のホームページ(https://www.revmate-japan.jp/)等で提供している。

11. 処方・調剤
処方医師及び責任薬剤師は「図 2-1. レブラミド®、ポマリスト®の処方・調剤のフロー」、「図
2-2. レブラミド®、ポマリスト®の処方時別の手順の比較」を参照し、以下の手順で処方・調剤
を実施する。

11.1. レブラミド®、ポマリスト®を初めて処方される患者の登録と初回処方時の手順
11.1.1. 患者群(区分)の確認
処方医師は、患者区分の確認を行い、当該患者がどの区分に該当するのかを判断する。
A 男性
B 女性:以下、①、②、③のいずれかを満たす女性患者
① 自然閉経した女性(45 歳以上で、1 年以上月経がない)、子宮又は両側卵巣を摘出した女
性、あるいは子宮又は両側卵巣が先天的にない女性
② 年齢にかかわらず、産婦人科専門医が産婦人科診療ガイドライン(婦人科外来編の早発
卵巣不全の項)に準じて、定期的に卵巣機能が停止していることを確認した女性
③ 処方医師が、患者の申告を踏まえ、全身状態不良等の重篤な身体的理由により妊娠の機
会がないと判断した女性

11.1.2. C 女性:上記 B 女性の条件を満たさない、妊娠する可能性のある女性患者及び薬剤管理者
への事前教育及び同意の取得
・ 処方医師は、レブラミド®、ポマリスト®の初回処方前に、患者及び薬剤管理者に対し、レ
ブラミド®、ポマリスト®に関する治療及び RevMate®について「10.教育及び情報提供」の表
1 資材一覧に示す資材を提供し教育するとともに、「レブメイト🄬のご案内(患者向け小冊
子)」等を用い、患者の家族等の関係者にも説明するよう指導する。
・ 患者又は薬剤管理者が、レブラミド®、ポマリスト®の治療に関する説明を十分に理解した
上でレブラミド®、ポマリスト®による治療を希望した場合、処方医師は「レブラミド®・ポ
マリスト®治療に関する同意書(様式 17~19)」を用いて患者に説明する。薬剤管理者に対
しては、「レブラミド®・ポマリスト®適正管理手順に関する同意書(薬剤管理者)(様式
29)」を用いて説明する。
・ 患者又は薬剤管理者は、その内容にそれぞれ同意した場合は、各様式の署名欄に署名する。
・ 処方医師は、「RevMate®患者登録申請書(様式 9)」に、患者情報等を記入する。

11.1.3. 諸検査の実施(妊娠反応検査、血液検査等)
・ C 女性については、治療開始予定日の 4 週間前及び処方直前※1 に医療機関にて妊娠反応検査
※2

を実施し、処方医師は、必ず検査結果が陰性であること、処方日までの 4 週間において

性交渉を控えるか適切な避妊を実施していることを確認する。但し、レブラミド®、ポマリ
スト®治療開始予定日の 4 週間以上前から性交渉をしていないことが確認された場合には、
処方 4 週間前の 妊娠反応検査は省略することができる。
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