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参考資料2 障害福祉サービス等の提供に係る意思決定支援ガイドライン(第2版)案(別冊) (3 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_74454.html |
| 出典情報 | 社会保障審議会 障害者部会(第157回 7/10)《厚生労働省》 |
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障害福祉サービス等の提供に係る意思決定支援ガイドライン(第 2 版)事例集
意 思 決 定 支 援 の具 体 例
1 . 日 中 活 動 プログラムの選 択 に関 する意 思 決 定 支 援
重度の知的障害があり、言葉で意思を伝えることが難しい A さんが、生活介護事業所を利
用することになった。生活介護事業所のサービス管理責任者は、A さんの日中活動プログラ
ムをどのように考えたら良いか悩んでいた。そこで、A さんの日中活動を決めるために、意
思決定支援会議を開くことにした。意思決定支援会議には、A さんと家族、A さんをよく知る
学校の先生、移動支援事業所の支援員、生活介護事業所の担当職員、A さんを担当する相談
支援専門員が参加し、サービス管理責任者が意思決定支援責任者となって会議を進めるこ
とになった。
意思決定支援責任者は、会議の参加者に A さんの日頃の様子から読み取ることができる
意思や選好、それらを判断するための手がかり等の情報を報告してもらった。A さんは、家
族や顔見知りの人がいるため、安心しているように感じられた。家族からは、A さんが祖母
にかわいがられて育ち、祖母が得意だった饅頭作りをうれしそうに一緒にしていたことや、
沢山作った饅頭を近所に配ることにも付いていき、人から喜ばれるとうれしそうだったこと
等が話された。学校の先生からは、A さんは友だちと関わることが好きだったことや、静か
な音楽を好んで聴いていたこと、紙に絵の具で色を塗ることが好きで、机に向かって集中し
て取り組んでいたが、ペットボトルキャップの分類のような作業的なことはすぐに飽きてイス
から立ち上がってしまったことが話された。移動支援事業所の支援員からは、A さんは森の
中を散歩して、鳥のさえずりを聞くと耳を澄ましてうれしそうにしているが、人混み等雑音が
多い場所は苦手なようで表情が険しくなったり、イライラした感じになったりしてしまうこと
が話された。
意思決定支援責任者は、これらの情報を整理し、日中活動のプログラムを検討した。その
結果、まずは A さんにとって生活介護事業所が居心地の良い場所であることを知ってもら
うため、A さんの日中活動を、静かな音楽が流れる部屋でパンやクッキー、饅頭を作る活動
や、紙と絵の具でペインティングする活動、森の中の散歩道を鳥のさえずりを聞きながら数
人で歩く活動等から始めることとし、また、そうした日中活動の中での A さんの表情に注目
し、A さんの意思表示の手がかりを記録に残し、今後の意思決定支援のための情報を蓄積す
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意 思 決 定 支 援 の具 体 例
1 . 日 中 活 動 プログラムの選 択 に関 する意 思 決 定 支 援
重度の知的障害があり、言葉で意思を伝えることが難しい A さんが、生活介護事業所を利
用することになった。生活介護事業所のサービス管理責任者は、A さんの日中活動プログラ
ムをどのように考えたら良いか悩んでいた。そこで、A さんの日中活動を決めるために、意
思決定支援会議を開くことにした。意思決定支援会議には、A さんと家族、A さんをよく知る
学校の先生、移動支援事業所の支援員、生活介護事業所の担当職員、A さんを担当する相談
支援専門員が参加し、サービス管理責任者が意思決定支援責任者となって会議を進めるこ
とになった。
意思決定支援責任者は、会議の参加者に A さんの日頃の様子から読み取ることができる
意思や選好、それらを判断するための手がかり等の情報を報告してもらった。A さんは、家
族や顔見知りの人がいるため、安心しているように感じられた。家族からは、A さんが祖母
にかわいがられて育ち、祖母が得意だった饅頭作りをうれしそうに一緒にしていたことや、
沢山作った饅頭を近所に配ることにも付いていき、人から喜ばれるとうれしそうだったこと
等が話された。学校の先生からは、A さんは友だちと関わることが好きだったことや、静か
な音楽を好んで聴いていたこと、紙に絵の具で色を塗ることが好きで、机に向かって集中し
て取り組んでいたが、ペットボトルキャップの分類のような作業的なことはすぐに飽きてイス
から立ち上がってしまったことが話された。移動支援事業所の支援員からは、A さんは森の
中を散歩して、鳥のさえずりを聞くと耳を澄ましてうれしそうにしているが、人混み等雑音が
多い場所は苦手なようで表情が険しくなったり、イライラした感じになったりしてしまうこと
が話された。
意思決定支援責任者は、これらの情報を整理し、日中活動のプログラムを検討した。その
結果、まずは A さんにとって生活介護事業所が居心地の良い場所であることを知ってもら
うため、A さんの日中活動を、静かな音楽が流れる部屋でパンやクッキー、饅頭を作る活動
や、紙と絵の具でペインティングする活動、森の中の散歩道を鳥のさえずりを聞きながら数
人で歩く活動等から始めることとし、また、そうした日中活動の中での A さんの表情に注目
し、A さんの意思表示の手がかりを記録に残し、今後の意思決定支援のための情報を蓄積す
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