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資料2-2 「がんとの共生」分野の中間評価について (20 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_71239.html
出典情報 がん対策推進協議会(第93回 3/9)《厚生労働省》
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【分野別施策と個別目標】
3. がんとともに尊厳を持って安心して暮らせる社会の構築
(4)ライフステージに応じた療養環境への支援
① 小児・AYA世代について
<進捗状況の評価>
○アウトカム指標をみると、分野別アウトカム指標はCが1指標となっており、中間アウトカム指標はAが1指標であった。
○コア指標のうち、中間アウトカムとして設定されている「治療開始前に、就労継続について説明を受けたがん患者の割合(54.9%→57.7%)」がAで
あり、医療者側からの就労支援(説明)の拡充を加速していると評価できる。
○個別施策(4施策)については、多くの施策において取組が進んでおり、アウトプット指標についてはAが4指標、Cが2指標であった。
○「小児がん拠点病院等の整備について」 (健発0801第17号 令和4年8月1日)において、「切れ目のない教育支援のためにICT(情報通信技
術)等を活用した学習活動を含めた学習環境の整備を進めること」とすることにより、療養中に教育を必要とする患者が適切な教育を受けることの
できる環境の整備、就学・復学支援等の体制整備を行うこととしている。小児がん拠点病院等の現況報告書で要件充足状況を確認、状況把握してい
く。
○令和8年2月にAYA世代がん患者の治療と暮らしを支えるための各種支援制度や相談窓口等をまとめたパンフレット「がんの治療と暮らしを支える
制度ガイド」を作成し、国のウェブサイトへ公表している。
○令和5~7年厚生労働科学研究「小児がん拠点病院等及び成人診療科との連携による長期フォローアップ体制の構築のための研究」において、令
和6年度までに小児がん経験者のデータを系統的かつ一元的に集積するための全国規模の情報インフラである長期フォローアップセンターを構築し、
日本小児がん研究グループ(JCCG)大規模観察研究における一次調査データの結果をもとに前向き観察研究を計画した。研究結果を踏まえて、令和
8年度に改定を予定している「小児がん拠点病院等の整備について」の改定に向けて議論していく。

<がん対策推進協議会として関係学会・団体等と連携してさらに推進が必要と考える事項>
○AYA世代の「治療開始前に、就労継続について説明を受けたがん患者の割合(341205)」が増加しているが、割合としては6割に満たない。その
ため、診断時に仕事に関する状況や不安等を把握したうえで、早期から両立支援につなぐことができる体制整備が求められる。

○小児がん・AYAがん患者の長期フォローアップは重要な課題であり、医療者側の認識度向上が求められる。小児・AYA世代のがんの長期フォロー
アップ体制整備事業等で更なる周知が必要である。
○再発や二次がん・晩期合併症の早期発見につなげるためには、長期フォローアップの重要性について、診断時・治療中からの継続的な情報提供が重
要であることから、情報提供のあり方について検討が必要である。
○AYA世代がん患者が適切に支援制度やサービス等を利用できるよう、拠点病院等や関係団体等とともに「がんの治療と暮らしを支える制度ガイド」
を活用した周知を推進する必要がある。

○「小児がん患者とその家族が安心して適切な医療や支援を受けられるような環境の整備」を目指して小児がん拠点病院等が整備されているが、その
整備に関する指針の次期改定に向け、今年度末より「小児がん拠点病院等の指定要件に関するワーキンググループ」にて議論が開始される予定である。
本中間評価を受けて、長期フォローアップ等の課題については、本ワーキンググループにおいて関係学会等と連携しながら検討を進めていく必要があ
る。

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