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資料2-2 「がんとの共生」分野の中間評価について (16 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_71239.html
出典情報 がん対策推進協議会(第93回 3/9)《厚生労働省》
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【分野別施策と個別目標】
3. がんとともに尊厳を持って安心して暮らせる社会の構築
(3) がん患者等の社会的な問題への対策(サバイバーシップ支援)
③がん診断後の自殺対策について
<進捗状況の評価>
○アウトカム指標をみると、分野別アウトカム指標はAが1指標となっており、中間アウトカム指標はAが3指標、Cが3指標であり、コア指標
(3指標)についてはAが2指標、Cが1指標であった。
○コア指標のうち、分野別アウトカムである「がん患者の自殺数(449名→401名)」や中間アウトカムである「心のつらさがあるときに、すぐに医
療スタッフに相談できると感じている患者の割合(32.8%→47.6%)」はAであるが、「精神心理的な苦痛を抱えるがん患者の割合
(24.0%→26.2%)」がCであり、気持ちのつらさに対する支援の利用に改善の余地があるといえる。
○個別施策(2施策)については、多くの施策において取組が進んでおり、アウトプット指標についてはAが6指標であった。
○分野全体をみると、がん診断後の自殺対策についての施策を推進しているといえる。がん患者の診断後の自殺対策について、医療従事者等が正し
い知識を身につけるために研修を実施した拠点病院等の割合が大幅に増加しており、がん患者の自殺数は減少している。一方で、がん患者の自殺数
をより減らすためにも、精神心理的な苦痛を抱えるがん患者の割合を減少させるための方法を検討していく。

○令和5~7年度厚生労働科学研究「がん患者の自殺予防プログラムの実装と教育プログラム開発に向けた研究」において、がん患者の自殺に関す
る実態を把握するとともに、「がん医療における自殺対策の手引き」の改訂、医療従事者に対する自殺対策に関する研修会の実施、がん患者の自殺
対策のための院内フローモデルの作成に資する資料を作成しており、令和8年3月に「がん医療における自殺対策の手引き」の改訂版を公表したと
ころ。引き続き、がん診断後の自殺対策を推進していく。

<がん対策推進協議会として関係学会・団体等と連携してさらに推進が必要と考える事項>
OECD Health Statistics 2025

○心理的な苦痛を抱えるがん患者割合は後退傾向(24.0%→26.2%)であるため、緩和ケア研修・相談導線の整備と並行して、苦痛の早期把握と支援
につながる実装(院内フロー等)を継続的に確認することが必要である。
○がん診療連携拠点病院等を対象に、医療従事者等が正しい知識を身につけられるよう、厚生労働科学研究の成果等も活用しながら、がん患者の自殺
対策についての研修等の開催や、相談支援及び情報提供の在り方を検討する必要がある。

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