よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料1-2-6診断基準等のアップデート案(第49回指定難病検討委員会資料) (64 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_25626.html
出典情報 厚生科学審議会 疾病対策部会指定難病検討委員会(第49回 5/16)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

<重症度分類>
中等症以上を対象とする。
潰瘍性大腸炎の臨床的重症度による分類
重 症

中等症

①排便回数

6回/日以上

重症と

4回/日以下

②顕血便

(+++)

軽症の

(+)~(-)

③発熱

37.5℃以上

中 間

37.5℃以上の発熱がない

④頻脈

90/分以上

90/分以上の頻脈なし

Hb10gHb10.0g/dL

Hb10gHb10.0g/dL 以下の貧

以下

血なし

⑤貧血
⑥赤沈

30mm/h 以上

または CRP

3.0mg/dL 以上

軽 症

正常

顕血便の判定
(-)血便なし
(+)排便の半数以下でわずかに血液が付着
(++)ほとんどの排便時に明らかな血液の混入
(+++)大部分が血液
重症度
軽 症:

上記の6項目を全て満たすもの

中等症:

上記の軽症、重症の中間にあたるもの(以下の①~⑥のいずれかを満たし、重症の基

準を満たさないもの)


排便回数5回/日以上、②顕血便(++)~(+++)、③発熱 37.5℃以上、④頻脈 90/分以上、⑤貧血
Hb10.0g/dL 以下、⑥赤沈 30mm/h 以上または CRP3.0mg/dL 以上
重 症:

①及び②の他に、全身症状である③又は④のいずれかを満たし、かつ6項目のうち4項
目を満たすもの

劇 症:

重症の中でも特に症状が激しく重篤なものをいう。発症の経過により急性電撃型と再燃
劇症型に分けられる。
劇症の診断基準は以下の5項目すべてを満たすもの
(1)重症基準を満たしている。
(2)15 回/日以上の血性下痢が続いている。
(3)38.5℃以上の持続する高熱である。
(4)10,000/mm3 以上の白血球増多がある。
(5)強い腹痛がある。

- 64-