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○入院(その2)について-5 (99 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00118.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第495回  11/10)《厚生労働省》
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院内迅速対応システム(RRS)の概要
○ 患者の急変の兆候を捉え、致死性の急変に至るのを未然に防ぐことで、院内心停止を減らす取組として、「院内迅速
対応システム(RRS)」がある。
院内迅速対応システム(Rapid Response System(以下,RRS と略す))とは、患者の急変の前兆を捉えるために予
め起動基準を定め、院内の患者が当該基準を満たした場合には医師、看護師等からなるチームが要請され、速やか
に患者の安定化と管理を行うことで、致死性の急変に至るのを未然に防ごうとするシステムである。また、本システム
においては、発生した事案のデータを収集し、将来同様の事案を回避できるようフィードバックを行うことや、RRSの
チームの設置やスタッフへの教育を行う指揮調整を行う組織を含む。
RRSに必要な4つの要素
2005年に行われたICMET(International Conference on
Medical Emergency Teams、患者安全、急性期治療、METの専
門家による国際会議)において、RRSに含めるべき以下の
4つの要素が定められた。

コードブルーとRRSの違い

出典:日臨麻会誌Vol35 No4. 507-511,2015

公益財団法人日本医療機能評価機構:病院機能評価「一般病院3」に
おける、RRSの評価
2 良質な医療の実践1
2.1 診療・ケアにおける質と安全の確保
2.1.8 患者等の急変時に適切に対応している
【評価の要素】
●院内緊急コードの設定
●急変の兆候を捉えて対応する仕組み
●救急カートや蘇生装置の整備・配置状況
●定期的な訓練
出典:日本院内救急検討委員会ホームページ

出典:公益財団法人日本医療機能評価機構HP

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