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○入院(その2)について-5 (57 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00118.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第495回  11/10)《厚生労働省》
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一般病棟用の重症度、医療・看護必要度に係る評価票 評価の手引き
A項目

点滴ライン同時3本以上の管理

心電図モニターの管理

輸血や血液製剤の管理

項目の
定義

点滴ライン同時3本以上の管理は、持続的に点滴ライン
(ボトル、バッグ、 シリンジ等から末梢静脈、中心静脈、
動静脈シャント、硬膜外、動脈、皮下に対する点滴、持
続注入による薬液、輸血・血液製剤の流入経路)を3本
以上同時に使用し、看護職員が管理を行った場合に評
価する項目である。

心電図モニターの管理は、持続的に看護職員が心電図
のモニタリングを実施した場合に評価する項目である。

輸血や血液製剤の管理は、輸血(全血、濃厚赤血球、新
鮮凍結血漿等)や血液製剤(アルブミン製剤等)の投与
について、血管を通して行った場合、その投与後の状況
を看護職員が管理した場合に評価する項目である。

選択肢の
判断基準

「なし」
同時に3本以上の点滴の管理を実施しなかった場合を
いう。
「あり」
同時に3本以上の点滴の管理を実施した場合をいう。

「なし」
持続的な心電図のモニタリングを実施しなかった場合を
いう。
「あり」
持続的な心電図のモニタリングを実施した場合をいう。

「なし」
輸血や血液製剤の使用状況の管理をしなかった場合を
いう。
「あり」
輸血や血液製剤の使用状況の管理をした場合をいう。

判断に際
しての留
意点

施行の回数や時間の長さ、注射針の刺入個所の数は問
わない。
2つのボトルを連結管で連結させて1つのルートで滴下し
た場合は、点滴ラインは1つとして数える。1カ所に刺入
されていても三方活栓等のコネクターで接続された点滴
ラインは本数に数える。これら点滴ラインを利用して、側
管から持続的に点滴する場合は数えるが、手動で注射
を実施した場合は、持続的に使用しているといえないた
め本数に数えない。
スワンガンツカテーテルの加圧バッグについては、薬液
の注入が目的ではないため本数に数えない。PCA(自己
調節鎮痛法)による点滴ライン(携帯用を含む)は、看護
職員が投与時間と投与量の両方の管理を行い、持続的
に注入している場合のみ本数に数える。

心電図の誘導の種類や誘導法の種類は問わない。
機器の設置・準備・後片付けは含めない。心電図モニ
ターの装着時間や回数は問わないが、医師の指示によ
り、心機能や呼吸機能障害を有する患者等に対して常
時観察を行っている場合であって、看護職員による心電
図の評価の記録が必要である。心電図の機器による自
動的な記録のみの場合は心電図モニターの管理の対象
に含めない。
心電図検査として一時的に測定を行った場合は含めな
い。ホルター心電図は定義に従い、看護職員による持続
的な評価の記録がある場合に限り含める。

輸血、血液製剤の種類及び単位数については問わない
が、腹膜透析や血液透析は輸血や血液製剤の管理の
対象に含めない。自己血輸血、腹水を濾過して輸血する
場合は含める。

一般病棟用の重症度、医療・看護必要度A・C項目に係るレセプト電算処理システム用コード一覧
重症度、医療・看護必要度の項目

レセプト電算処理システム用コード
130004410

A3点滴ライン同時3本以上の管理 130010670

診療行為名称
中心静脈注射
血漿成分製剤加算(中心静脈注射)

150247310

硬膜外麻酔後における局所麻酔剤の持続的注入

150255670

精密持続注入加算(硬膜外麻酔後における局所麻酔剤の持続的注入)

57