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○入院(その2)について-5 (56 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00118.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第495回  11/10)《厚生労働省》
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重症度、医療・看護必要度についての課題(小括)
(必要度Ⅰ・Ⅱの届出状況について)
・重症度、医療・看護必要度Ⅱを届出ている施設は、急性期一般入院料1では7割程度であった。
(必要度の該当患者割合について)
・令和2年度における重症度、医療・看護必要度の基準を満たす患者について、基準①~③の割合をみると、令和
2年度改定前と比較し、必要度Ⅰ・Ⅱともに、基準③(令和2年度改定前の基準④)の割合が高かった。
・必要度Ⅰの該当患者割合は、令和元年と令和2年では大きな差はなく、必要度Ⅱの該当患者割合は、急性期一般
入院料5を除き、令和元年より令和2年の方が割合が高い傾向にあった。
・必要度の基準を満たす患者の割合について、令和2年においてⅠとⅡのいずれも回答した施設の平均をみると、
Ⅰの方が割合が高い傾向にあった。
・必要度Ⅰと比較して、必要度Ⅱの該当患者割合は、令和2年に割合が高くなる傾向があり、中でもコロナ受入あ
りの施設の方がコロナ受入なしの施設よりも、患者割合が低くなっていた。
・全患者に対する必要度の各基準の該当患者割合については、基準③(C1点以上)で、必要度Ⅰ・Ⅱともにコロ
ナ受入ありの方が、該当患者割合が低かった。
・新型コロナウイルス感染症に係る影響が少ないと考えられる医療機関を抽出し、改定前後の該当患者割合につい
て分析を行ったところ、令和元年度より令和2年度の方が必要度の基準を満たす患者割合が高い傾向にあった。
・令和2年8月~10月の間に、新型コロナウイルス新規陽性者100人未満の県(9県)と100人以上の県(9県を除く38
都道府県)で、重症度、医療・看護必要度の該当割合について分析を行ったところ、急性期一般入院料1では、9
県・38都道府県ともに令和2年度の方が高かった。

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