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○入院(その2)について-5 (152 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00118.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第495回  11/10)《厚生労働省》
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人員配置等についての課題(小括)
(人員配置について)
・特定集中治療室管理料において、適切な研修を修了した看護師の配置をみると、特定集中治療室管理料3では約
7割、特定集中治療室管理料4では8割以上の施設で配置されていた。
・特定集中治療室管理料1・2における、適切な研修を修了した看護師のうち、特定行為研修修了者の配置状況を
みると、1人以上配置している割合が3割前後であった。
・特定行為研修は、各領域における一般的な患者の状態を想定し、実施頻度が高い特定行為をまとめた領域別パッ
ケージ研修の受講が可能であり、集中治療領域においてもパッケージ研修が可能となっている。
・特定集中治療室においては、例えば「集中治療に携わる看護師のクリニカルラダー」などを参考に、施設に応じ
た形で看護師に対する研修が実施されている。
・治療室における、血液浄化療法やECMO等の実施状況は医療施設によってばらつきがみられた。
・治療室における、臨床工学技士の配置状況は医療施設によってばらつきがみられた。
・臨床工学技士が専従配置されることにより、警報作動時の臨床工学技士による初期対応率の向上や、トラブル回
避のための業務実施率が向上した。
(バイオクリーンルームについて)
・特定集中治療室管理料等においては、「原則として、当該治療室内はバイオクリーンルームであること」を施設基準におい
て求めている。
・バイオクリーンルームが集中治療部内における感染症発生頻度を減少させるという直接的な根拠は示されていな
い。

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