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○入院(その2)について-5 (67 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00118.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第495回  11/10)《厚生労働省》
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重症度、医療・看護必要度についての課題(小括)
(評価項目について)
○「心電図モニターの管理」
・ 自宅に退院した患者について、退院日や退院前日に「心電図モニターの管理」に該当する患者が、必要度Ⅰ・
Ⅱともに、一定程度存在した。
・ 自宅に退院した患者について、①退院前日・退院日ともに心電図モニター装着、②退院前日のみ装着、③退院
日のみ装着、の分類ごとに該当割合をみたところ、③退院日のみ装着が最も低かった。
・「心電図モニターの管理」に該当する患者のうち、「専門的な治療・処置」に該当する患者について分析すると、
必要度Ⅰでは4割であり、必要度Ⅱでは5割を超えていた。また、「心電図モニターの管理」に該当する患者の
うち、C項目に該当する患者は、必要度Ⅰでは1.5割であり、必要度Ⅱでは2割だった。
○「点滴ライン同時3本以上の管理」
・「点滴同時3本以上の管理」に該当する患者の使用薬剤の種類数について分析すると、4種類が最も多かった一
方で、同時3本以上という要件でありながらも2種類以下という患者が存在した。
・「点滴ライン同時3本以上の管理」に該当する患者のうち、「専門的な治療・処置」に該当する患者を分析する
と、必要度Ⅰ・Ⅱともに約7割であり、「点滴ライン同時3本以上の管理」に該当する患者のうち、C項目に該
当する患者は、必要度Ⅰ・Ⅱにともに約2割だった。
○「輸血や血液製剤の管理」
・「A2点以上かつB3点以上」又は「A3点以上」の基準を満たす患者について、「輸血や血液製剤の管理」の
有無別に医師による診察の頻度をみると、「輸血や血液製剤の管理」有りの方が、診察が頻回な患者の割合が高
く、看護師による直接の看護提供の頻度も同様の傾向であった。


B項目について、「口腔清潔」と「衣服の着脱」や「口腔清潔」と「食事摂取」の相関をみたところ、高い正の
相関がみられた。

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