令和8年度予算の編成等に関する建議 参考資料2 (80 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/report/zaiseia20251202/index.html |
| 出典情報 | 令和8年度予算の編成等に関する建議(12/2)《財務省》 |
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介護事業者・介護職員の状況と対応
○ 介護人材の人手不足については引き続き厳しい状況にある中、足もとでは離職率が低下しており、入職超過の状況。
○ 賃金以外にも、働きやすさが離職に影響している。賃上げのみならず、職場環境整備に取り組むことで、人材の定着を推し進める観点が重要。
○ 高齢化・人手不足等を理由とした倒産が増加する一方で、新設法人は増加を続けており、差し引きで介護事業者は増加している状況。
◆介護職員等の採用率・離職率の推移
(%)
20
【介護職員(施設等)】
19.3
16.7
15
16.0
10
5
採用率
14.4
13.6
15
10
12.8
15.0 15.6 14.2
離職率
2019 2020 2021 2022 2023 2024
16.1 16.8
13.6 15.0 13.6 13.3
5
0
0
【訪問介護員】
(%)
20
16.9
15.7 16.3
14.7 14.6 14.9
◆介護等分野の入職超過率(入職率-離職率)の推移
採用率
1.2%
0.6%
0.2%
0.0%
11.8 11.4
-1.0%
離職率
約0.8万人の入職超過
-2.0%
2020
2019 2020 2021 2022 2023 2024
-1.6%
2022
2021
2023
2024(年)
(出所)厚生労働省「雇用動向調査」より作成 (注)「介護等分野」は、「社会保険・社会福祉・介護事業」
◆ 介護事業者新設、休廃業・解散、倒産の状況
◆ 介護職員をとりまく状況
【仕事をやめた理由】
【職場定着に効果があった方策】
24.7%
16.3%
2.0%
14.1
(年度)
(年度)
2.4%
1.0%
(出所)介護労働安定センター「介護労働実態調査」
18.5% 17.6%
3.0%
14.2%
25.7%
21.2%
19.3%
(社)
4,000
3,611
3,068
13.3%
11.1%
3,000
3,340
2,729
2,000
支援
仕事と育児や介護の両立
本人の希望や人間関係な
どに配慮した配置・異動
賃金水準の向上
くり
人間関係が良好な職場づ
有給休暇等の各種休暇の
しやすい職場づくり
取得や勤務日時の変更を
自分の将来の見込みが
立たなかったため
収入が少なかったため
勤務先の事業理念や運
あったため
営のあり方に不満が
他に良い仕事・職場が
あったため
があったため
職場の人間関係に問題
(出所)介護労働安定センター「令和6年度介護労働実態調査」
新規法人
2,837
2,409
2,580
2,108
2,351
1,906
445
395
0
54
2014
361
320
263
76
2015
108
2016
111
2017
2,412
1,800
1,000
217
(社)
106
2018
2,675
2,102
2,903
2,394
3,018
2,380
休廃業・解散
2019
118
81
2021
510
495
428
2020
2,571
純増
455
111
3,203
143
122
倒産
2022 2023(年)
(出所)東京商工リサーチ 2023年「老人福祉・介護事業者」新設法人調査を元に財務省作成
(注)「純増」数は、「新設法人」数から「休廃業・解散」「倒産」数を引いたもの