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2.個別事項について(後発医薬品・バイオ後続品の使用体制、服用薬剤調整支援等の評価)総ー2 (19 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_64741.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第621回 10/17)《厚生労働省》
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地域医薬品提供体制強化のためのアクションリスト ~概要~

日本薬剤師会提供資料

背景・目的





人口減少・過疎化の進展、医療資源の減少などの構造的変化が進む中、厚生労働省「薬局・薬剤師の機能強化等に関する検討会」をはじめとして、地
域における夜間・休日等の時間外対応/在宅医療における薬剤提供等が課題として指摘されている。
変わりゆく社会環境の中で、地域において限られた資源を有効かつ適切に活用し、地域住民のために必要な薬剤師サービスを継続的に提供していくた
めには、これまで各薬局の個々の努力により、また薬剤師会組織による会員相互扶助の観点で取り組んできた医薬品・薬剤師サービス提供を「地域体
制」の観点から再点検・再構築する必要がある。
そのためには、薬局間の連携と、薬局間連携の核となる地域薬剤師会の役割が重要となるとともに、行政的視点からの「当該地域の医療提供体制に則
した医薬品提供体制」の視点が求められる。
本会では、地域の医薬品提供を担う当事者(地域薬剤師会・薬局)目線での具体的な取組事項を、取組のステップごとに「アクション」として定めたうえ
で、「地域薬剤師会の取組事項」「薬局の取組事項」としてまとめた(令和7年7月・地域医薬品提供体制強化のためのアクションリスト)。
全体像における各実施主体の役割
本アクションリストを推進するにあたっては、日本薬剤師会、都道府県薬
剤師会、地域薬剤師会、薬剤師・薬局が相互に連動しながら、またそれぞ
れのレベルで行政ならびに他職種(団体)と連携・協議しながら取り組む。
【地域薬剤師会】
市町村単位を基本として自治体や他職種団体と連携し、「地域体制」としての医
薬品提供体制の再構築・強化に取り組む。
【薬局】 ※会員・非会員を問わない
自薬局の機能に応じ、地域薬剤師会のもと地域の他の薬局と連携し、地域とし
ての医薬品提供体制に尽力する。
【都道府県薬剤師会】
地域薬剤師会・薬局の取組を支援するとともに、都道府県単位で検討・実施し
た方がより効果的・効率的な場合は、その対応について検討する。
都道府県全域の状況を踏まえた上で、特に対応が必要な地域等については、
地域薬剤師会とともに実行する。
都道府県単位での他職種団体・行政との連携・調整等が求められる(都道府
県体制・医療計画と連動した取組の必要性)。
【日本薬剤師会】
都道府県薬剤師会、厚生労働省、医療関係団体と連携をとりながら、地域薬
剤師会と地域の薬局が各アクションを実行し、地域に必要な薬剤師サービスを
継続性をもって提供していける環境整備を進めていく。
地域医薬品提供体制強化のためのアクションリストについて(日本薬剤師会HP) https://www.nichiyaku.or.jp/yakuzaishi/activities/division/actionlist

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