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参考資料6 4期がん対策推進基本計画施策に対する取組一覧(令和7年9月時点) (7 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_64289.html
出典情報 がん対策推進協議会(第92回 10/6)《厚生労働省》
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項目番号

見出し

緩和ケアの
(ア) 提供につい


「取り組むべき施策」の記載

【最終版】 具体的な取組(2023年4月以降)

今後予定している取組

国は、拠点病院等を中心とした医療機関において、がん医療に携わる 【健康・生活衛生局がん・疾病対策課】
【健康・生活衛生局がん・疾病対策課】
全ての医療従事者により、がん患者の身体的苦痛や、がん患者やその 〇「がん診療連携拠点病院等の整備について」(健発0 8 0 1第1 6号 令和4年8月1 ○「がん診療連携拠点病院等の整備について」(健発0 8 0 1第1 6
家族等の精神心理的苦痛、社会的な問題等の把握及びそれらの個別 日)において、「外来初診時から治療開始までを目途に、がん患者及びその家族が必 号 令和4年8月1日)に、緩和ケア研修の実施に係る要件を年に
の状況に応じた適切な対応が、地域の実情に応じて、診断時から一貫 ず一度はがん相談支援センターを訪問することができる体制を整備すること。また、 1回の実施を明示する。
して行われる体制の整備を推進する。特に、がんの診断時は、がん患 緩和ケアセンターとの連携を図り、がん患者とその家族に対して、緩和ケアに関する ○引き続き、緩和ケア研修会を実施し、医療従事者への緩和ケア
者やその家族等にとって、診断による衝撃への対応や今後の治療・生 高次の相談支援を提供する体制を確保すること。」としており、がん患者が診断時か に関する教育と普及啓発を推進していく。
活への備えが必要となる重要な時期であることを踏まえ、これらの精神 ら必要に応じ相談ができる体制を整備している。
心理的苦痛や社会的苦痛に対する適切な支援が全ての医療従事者に 〇「がん診療連携拠点病院等の整備について」(健発0 8 0 1第1 6号 令和4年8月1
より提供され、また、必要に応じて緩和ケアチームとの速やかな連携が 日)において、「緩和ケアチームへがん患者の診療を依頼する手順等、評価された苦
図られるよう、医療従事者への普及啓発策 等を含め、必要な体制の整 痛に対する対応を明確化し、院内の全ての診療従事者に周知するとともに、患者とそ
備を推進する。
の家族に緩和ケアに関する診療方針を提示すること」としており、必要に応じて緩和
ケアチームと速やかに連携が図れる体制を整備している。
○緩和ケア研修会の中で、専門的な緩和ケアへのつなぎ方について学ぶ機会を設け
ている。

国は、がん患者が望んだ場所で過ごすことができるよう、拠点病院等を 【健康・生活衛生局がん・疾病対策課】
【健康・生活衛生局がん・疾病対策課】
中心に、地域の医療機関や在宅療養支援診療所等の医療・介護を担う 〇「がん診療連携拠点病院等の整備について」(健発0 8 0 1第1 6号 令和4年8月1 ○厚生労働科学研究の結果を踏まえ、緩和ケア部会等により、地
機関と連携した、在宅を含めた地域における緩和ケア提供体制の整備 日)において、在宅を含めた地域における緩和ケア提供体制の整備を推進している。 域における緩和ケア提供体制のあり方について検討する。
を推進する。
○令和5~7年度厚生労働科学研究「がん診療連携拠点病院等での治療が終了した ○「地域緩和ケア等ネットワーク構築事業」における、地域緩和ケ
がん患者の、終末期の療養場所における治療や緩和ケアの実態、および、がん診療 ア連携調整員のあり方について検討する。
連携拠点病院等以外の医療機関における緩和ケアの提供体制等の実態把握に資す
る研究」にて、実態把握を進めている。
〇国立がん研究センター委託事業「地域緩和ケア等ネットワーク構築事業」におい
て、地域全体で緩和ケアを推進していくために、二次医療圏レベルでの顔の見える関
係づくりを促し、連携における地域の課題が整理され解決されるよう、地域の医療機
関等のネットワークを築いていく人材の育成を行っている。
国は、関係学会等と連携し、国民に対する、緩和ケアに関する正しい知 【健康・生活衛生局がん・疾病対策課】
【健康・生活衛生局がん・疾病対策課】
識の普及啓発を引き続き推進する。また、拠点病院等は、地域の医療 ○引き続き、がん等における新たな緩和ケア研修等事業において、国民に対する緩 ○国民に対する緩和ケアの普及啓発を行う予定である。
従事者も含めた緩和ケアに関する研修を定期的に開催するとともに、地 和ケアの普及啓発を委託事業として実施する。
〇緩和ケア研修会の定期的な開催を行う予定である。
域におけるがん診療や在宅医療に携わる医療機関、関係団体及び地 ○「がん診療連携拠点病院等の整備について」(健発0 8 0 1第1 6号 令和4年8月1
方公共団体と連携し、専門的な疼(とう)痛治療を含む緩和ケアに係る普 日)において、緩和ケア研修の定期的な開催を指定要件として定めているほか、普及
及啓発 及び実施体制の整備を進める。
啓発及び実施体制の整備を求めている。

国は、入院だけでなく外来等における緩和ケアの充実に向け、専門的な 【健康・生活衛生局がん・疾病対策課】
【健康・生活衛生局がん・疾病対策課】
人材の配置等も含め、検討する。
○「がん診療連携拠点病院等の整備について」(健発0 8 0 1第1 6号 令和4年8月1 〇引き続き、「がん診療連携拠点病院等の整備について」(健発0
日)において、緩和ケア外来の設置など外来において専門的な緩和ケアを提供できる 8 0 1第1 6号 令和4年8月1日)において外来における専門的な
体制を整備すること、としている。
緩和ケアの提供体制の整備を進める。

国は、緩和ケアに係る実地調査等を定期的かつ継続的に実施するため 【健康・生活衛生局がん・疾病対策課】
【健康・生活衛生局がん・疾病対策課】
の方策について、研究を行い、研究結果を踏まえ検討する。
〇令和4~6年度厚生労働科学研究「がん診療連携拠点病院等における緩和ケアの 厚生労働科学研究の結果を踏まえ、緩和ケア部会等で実地調査
質の向上に資する実地調査の実装、及びがんと診断された時からの緩和ケアの更な を含めた拠点病院等における緩和ケアの質の評価について検討
る推進に資する研究」において、実地調査に係る研究を行った。
する。
国は、緩和ケアチームにより提供されるケアの質の向上のため、専門的 【健康・生活衛生局がん・疾病対策課】
【健康・生活衛生局がん・疾病対策課】
な緩和ケアの質の評価等の方策について研究を行う。また、患者体験 ○令和5~7年度厚生労働科学研究「緩和ケアチーム等により提供される専門的な ○令和7年度に遺族調査、小児患者体験調査を予定している。
調査や遺族調査等により、患者やその家族等に、適切な緩和ケアが提 緩和ケアの質の評価に資する研究」にて、専門的な緩和ケアの質の評価に資する研
供されているかどうかを、引き続き定期的かつ継続的に把握する。
究を実施している。
○令和5年度に遺族調査、患者体験調査を実施し、令和7年度に結果を公表した。