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参考資料6 4期がん対策推進基本計画施策に対する取組一覧(令和7年9月時点) (18 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_64289.html
出典情報 がん対策推進協議会(第92回 10/6)《厚生労働省》
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項目番号

見出し

「取り組むべき施策」の記載

【最終版】 具体的な取組(2023年4月以降)

今後予定している取組

国は、小児・AYA世代のがん患者の療養環境の課題等について実態把 【健康・生活衛生局がん・疾病対策課】
【健康・生活衛生局がん・疾病対策課】
握を行い、診断時からの緩和ケア提供体制や在宅療養環境等の体制 ○令和5~7年度に厚生労働科学研究費補助金で補助を行っている「小児・AYA世代 ○「小児・AYA世代のがん経験者の健康アウトカムの改善および
整備について、関係省庁と連携して検討する。
のがん経験者の健康アウトカムの改善および根治困難ながんと診断されたAYA世代 根治困難ながんと診断されたAYA世代の患者・家族の生活の質の
の患者・家族の生活の質の向上に資する研究」において、根治困難ながんと診断さ 向上に資する研究」および「小児がん患者在宅移行の円滑化促進
れたAYA世代患者・家族の療養と生活の質の向上に必要な施策を検討するため、令 と在宅療養における課題とニーズ把握のための研究」の提言を踏
和6年度までにAYA世代のがん患者の実際の療養場所および根治困難ながんと診 まえ議論を行う。
断されたAYA世代患者の数や割合等の算出を行った。
○令和5~7年度に厚生労働科学研究費補助金で補助を行っている「小児がん患者
在宅移行の円滑化促進と在宅療養における課題とニーズ把握のための研究」におい
て、令和6年度までに小児がん終末期における在宅療養の現状と課題に対して、「こ
どもの意思決定支援」等、より具体的かつ実践的な方策の検討とモデル構築の取組
を実施した。
【文部科学省初等中等教育局特別支援教育課】
【文部科学省初等中等教育局特別支援教育課】
病気療養児に対する実態調査として、全国の学校に在籍した病気療養児数や同時 調査結果を踏まえ、引き続き、病気療養中の児童生徒が適切に教
双方向型の授業配信の実施状況、各教育委員会における支援の状況等についての 育を受けることのできる環境の整備を促す。
調査結果を令和5年10月に公表し、各自治体等に対して事務連絡を発出した。
【こども家庭庁成育局成育環境課】
・いわゆる「こどもホスピス」については、こども家庭庁において、国内の取組の現状
及び課題把握等に向けた実態調査等を実施するとともに、令和6年度補正予算にお
いて、「こどもホスピス支援モデル事業」を創設した。



高齢者につ
いて

【こども家庭庁成育局成育環境課】
・引き続きモデル事業の実施に取り組むとともに、「こどもホスピ
ス」のサポート機能に関する調査を実施し、こども当事者の声を反
映した取組を推進していく予定である。

拠点病院等は、高齢のがん患者への支援を充実させるため、地域の医 【健康・生活衛生局がん・疾病対策課】
【健康・生活衛生局がん・疾病対策課】
療機関やかかりつけ医、在宅療養支援診療所、訪問看護事業所等の ○「がん診療連携拠点病院等の整備について」(健発0 8 0 1第1 6号 令和4年8月1 ○引き続き、「がん診療連携拠点病院等の整備について」(健発0
医療・介護を担う機関、関係団体、地方公共団体等と連携し、患者やそ 日)において「地域の医療機関等との連携体制の整備、医療提供体制や社会的支
8 0 1第1 6号 令和4年8月1日)における指定要件とし、現況報告
の家族等の療養生活を支えるための体制を整備するとともに、地域に 援、緩和ケアについて情報を共有し、役割分担や支援等について検討する場の設
書で状況把握していく。
おける課題について検討する。
置」を求めている。
○厚生労働科学研究の結果を踏まえ、必要な検討を行う。
○令和5~7年度厚生労働科学研究「高齢がん患者の在宅療養環境の実態と課題
の把握、及び高齢がん患者のフォローアップ体制に関する研究」において、高齢者の
がん医療の在宅療養環境等につき実態把握を行い、多職種連携における課題につ
いて検討している。
国は、高齢のがん経験者のQOLの向上を目指し、高齢のがん患者が 【健康・生活衛生局がん・疾病対策課】
【健康・生活衛生局がん・疾病対策課】
抱える課題について実態把握を行い、長期療養の中で生じる有害事象 ○令和5~7年度厚生労働科学研究「高齢がん患者の在宅療養環境の実態と課題 厚生労働科学研究の成果等を踏まえ、共生検討会で議論する。
などに対応できるよう、患者の健康管理の方法、地域における療養の在 の把握、及び高齢がん患者のフォローアップ体制に関する研究」において、実態把握
り方、再発・二次がん・併存疾患のフォローアップ体制等について検討 を行い高齢がんサバイバーのフォローアップ体制について検討している。
する。
国は、高齢のがん患者の、人生の最終段階における療養場所等の選
択に関する意思決定を支援するための方策について検討する。

【健康・生活衛生局がん・疾病対策課】
【健康・生活衛生局がん・疾病対策課】
○「がん診療連携拠点病院等の整備について」(健発0 8 0 1第1 6号 令和4年8月1 ○高齢がん患者の意思決定支援に係る取組について、遺族調査
日)において、「高齢のがん患者や障害を持つがん患者について、患者や家族の意 の結果等を踏まえ、がんとの共生のあり方に関する検討会で検討
思決定支援の体制を整え、地域の医療機関との連携等を図り総合的に支援するこ する。
と」を指定要件として追加することについて取組を実施している。
○令和5~6年度に実施した国立がん研究センターへの委託事業である「遺族調査」
において、高齢者における最期の療養場所に関する医療者との話し合い等について
調査し、報告した。