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総-2調剤について(その1) (52 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_63223.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第616回 9/10)《厚生労働省》
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調剤についての現状
(薬局、薬剤師を取り巻く状況)
・薬局数について、減少している地域もある一方で、本邦全体の薬局数は増加しており、特に、処方箋発行枚数に
対する薬局数に着目すると、大都市に集中している傾向がある。
・薬局薬剤師数については、18都道府県で偏在指数が1.0を超えていたが、病院薬剤師数については、薬剤師偏在
指標が1.0を超える都道府県はなかった。
・ 「薬局・薬剤師の機能強化等に関する検討会」において、地域における薬局・薬剤師の役割が整理され、地域に
おける薬局の機能としては、「地域・拠点で確保すべき機能」と「個々の薬局に必要な機能」に大別され、地域
の医療提供体制を担う医療提供施設である薬局のあり方が示された。(令和7年6月25日 総-4再掲)
(調剤医療費)
・令和6年度の概算医療費について、調剤医療費のうち、技術料は約2.3兆円であった。
・令和4年度に調剤報酬の評価体系の見直しを行い、調剤料の一部が薬学管理料に再編されたため、直接的な比較は
できないが、見直し後は技術料の約5割が薬学管理料で占められ、対人業務へのシフトが進んでいるものと考えら
れる。
(服薬指導に関する評価)
・令和4年度の調剤報酬の評価体系の見直しにより、薬学管理料において新設された「調剤管理料」について、算定
回数や総額は、調剤日数の区分が大きくなるほど多くなっており、29日分以上の区分が最も多い。
・患者の薬剤服用後の状況確認(フォローアップ)が必要な吸入薬指導加算、特定薬剤管理指導加算2、調剤後薬
剤管理指導加算の算定回数は、新設された令和2年度以降、概ね増加している。
(かかりつけ薬剤師に関する評価)
・かかりつけ薬剤師指導料及びかかりつけ薬剤師包括管理料の算定回数・届出薬局数は増加傾向であるが、全処方
箋の受付回数に占める割合は、約1.8%である。

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