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09 研究振興局主要事項 -令和8年度科学技術関係概算要求- (9 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mext.go.jp/a_menu/yosan/r01/1420668_00003.html |
出典情報 | 令和8年度文部科学省 概算要求等の発表資料一覧(8/29)《文部科学省》 |
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戦略的創造研究推進事業
令和8年度要求・要望額
27億円
(前年度予算額
13億円)
※運営費交付金中の推計額
情報通信科学・イノベーション基盤創出(CRONOS)
※CRONOS: Cutting-edge Research and Development on Information & Communication Sciences
背景・課題
生成AIサービスの急速な流行や、社会インフラのIoT化、サイバー攻撃の高度化・激化等、ICTの進展は
大きな社会変革を起こす鍵であり、将来の我が国の帰趨を握る革新的なICTの創出・進化を実現する
ための研究開発及び高度研究人材の育成を強力に推進することが求められている。ICT分野は技術進
展が速く、また、基礎研究の成果が社会サービスに直結することもあるため、基礎研究と応用研究の垣根
を超え、革新的・機動的な研究開発を実施し社会変革を目指す新たな研究スキームが必要となる。
事業概要
【目標】
経済財政運営と改革の基本方針2025(令和7年6月13日閣議決定)
我が国の国力に直結する科学技術・イノベーション力を強化し、国際競争を勝ち抜くため、
官民が連携して大胆な投資を行い、多様で豊富な「知」を生み出すエコシステムを活性化
する。このため、社会課題解決の原動力となるAI、量子、フュージョンエネルギー、マテリ
アル、バイオ、半導体、次世代情報通信基盤(Beyond 5G)、健康・医療等につい
て、分野をまたいだ技術融合による研究開発・社会実装を一気通貫で推進する。
【事業スキーム】
運営費
交付金
• Society 5.0以降の未来社会における大きな社会変革を可能とする革新的なICTの
創出と、革新的な構想力を有した高度研究人材の育成に取り組み、我が国のICT
分野の強化を目指す。(令和6年度より開始)
【特徴①:グランドチャレンジ】
• 情報通信科学の常識を変えるビジョンがあり社会問題へ
の大きなインパクトをもたらす挑戦的な目標としてグランド
チャレンジを設定し、それに貢献する研究開発を推進。
• グランドチャレンジは、研究者からの情報提供や、グローバ
ルな技術動向の紹介と対話を行うインタラクティブセッショ
ン・有識者によるワークショップ等での意見を踏まえて設定。
グランドチャレンジ(GC)の対象
委託
大学等
【特徴②:基礎・応用研究のスパイラルアップ】
• 研究開発課題は、基礎研究を中心とする基盤研究と、応用への橋渡しを目指す移行
研究から構成。基礎研究と応用研究の垣根を越える運用スキームにより、社会変革に
繋がる基盤研究とその成果の概念実証(POC)等に取り組む。
• 移行研究の実施過程で明らかとなった課題を基盤研究にフィードバックするなど、基礎・
応用研究を行き来することでスパイラルアップを目指す。
• 運用にあたっては、ICT分野の研究開発を推進するNICT等と連携。
移行研究
(応用への橋渡し)
基盤研究
スパイラルアップ
基礎・応用研究の
フィードバック
(基礎研究)
【公募において求める挑戦例】
・ AI・情報通信の融合ネットワークアーキテクチャ
・ 無線通信による環境センシングと情報伝送の統合
基盤研究:グランドチャレンジ達成に向け、国際的にもトップレベルの技術ブレークスルーを起こす成果創出
や高度研究人材の育成を推進。(期間:6か年度、40百万円程度/課題・年)
移行研究:事業内募集・競争的な審査を経て追加経費措置を行い、POC等を実施。基礎理論に基づく
ソフトウエア化、実データを用いた理論検証、テストベッドでの実証試験等を通じて、企業主体の研究に繋が
る成果創出を目指す。(期間:3年以内、25百万円程度/課題・年)
令和8年度概算要求のポイント
• 世界的な技術潮流を踏まえ、これまで対象としてきたコア技術に加え、コア技術間の連携・融合を促す研究対象にも焦点を当てることで、未来社会を見据えた革新的な研究開発
をより一層推進(継続26課題分、新規28課題分)
(担当:研究振興局参事官(情報担当)付) 9
令和8年度要求・要望額
27億円
(前年度予算額
13億円)
※運営費交付金中の推計額
情報通信科学・イノベーション基盤創出(CRONOS)
※CRONOS: Cutting-edge Research and Development on Information & Communication Sciences
背景・課題
生成AIサービスの急速な流行や、社会インフラのIoT化、サイバー攻撃の高度化・激化等、ICTの進展は
大きな社会変革を起こす鍵であり、将来の我が国の帰趨を握る革新的なICTの創出・進化を実現する
ための研究開発及び高度研究人材の育成を強力に推進することが求められている。ICT分野は技術進
展が速く、また、基礎研究の成果が社会サービスに直結することもあるため、基礎研究と応用研究の垣根
を超え、革新的・機動的な研究開発を実施し社会変革を目指す新たな研究スキームが必要となる。
事業概要
【目標】
経済財政運営と改革の基本方針2025(令和7年6月13日閣議決定)
我が国の国力に直結する科学技術・イノベーション力を強化し、国際競争を勝ち抜くため、
官民が連携して大胆な投資を行い、多様で豊富な「知」を生み出すエコシステムを活性化
する。このため、社会課題解決の原動力となるAI、量子、フュージョンエネルギー、マテリ
アル、バイオ、半導体、次世代情報通信基盤(Beyond 5G)、健康・医療等につい
て、分野をまたいだ技術融合による研究開発・社会実装を一気通貫で推進する。
【事業スキーム】
運営費
交付金
• Society 5.0以降の未来社会における大きな社会変革を可能とする革新的なICTの
創出と、革新的な構想力を有した高度研究人材の育成に取り組み、我が国のICT
分野の強化を目指す。(令和6年度より開始)
【特徴①:グランドチャレンジ】
• 情報通信科学の常識を変えるビジョンがあり社会問題へ
の大きなインパクトをもたらす挑戦的な目標としてグランド
チャレンジを設定し、それに貢献する研究開発を推進。
• グランドチャレンジは、研究者からの情報提供や、グローバ
ルな技術動向の紹介と対話を行うインタラクティブセッショ
ン・有識者によるワークショップ等での意見を踏まえて設定。
グランドチャレンジ(GC)の対象
委託
大学等
【特徴②:基礎・応用研究のスパイラルアップ】
• 研究開発課題は、基礎研究を中心とする基盤研究と、応用への橋渡しを目指す移行
研究から構成。基礎研究と応用研究の垣根を越える運用スキームにより、社会変革に
繋がる基盤研究とその成果の概念実証(POC)等に取り組む。
• 移行研究の実施過程で明らかとなった課題を基盤研究にフィードバックするなど、基礎・
応用研究を行き来することでスパイラルアップを目指す。
• 運用にあたっては、ICT分野の研究開発を推進するNICT等と連携。
移行研究
(応用への橋渡し)
基盤研究
スパイラルアップ
基礎・応用研究の
フィードバック
(基礎研究)
【公募において求める挑戦例】
・ AI・情報通信の融合ネットワークアーキテクチャ
・ 無線通信による環境センシングと情報伝送の統合
基盤研究:グランドチャレンジ達成に向け、国際的にもトップレベルの技術ブレークスルーを起こす成果創出
や高度研究人材の育成を推進。(期間:6か年度、40百万円程度/課題・年)
移行研究:事業内募集・競争的な審査を経て追加経費措置を行い、POC等を実施。基礎理論に基づく
ソフトウエア化、実データを用いた理論検証、テストベッドでの実証試験等を通じて、企業主体の研究に繋が
る成果創出を目指す。(期間:3年以内、25百万円程度/課題・年)
令和8年度概算要求のポイント
• 世界的な技術潮流を踏まえ、これまで対象としてきたコア技術に加え、コア技術間の連携・融合を促す研究対象にも焦点を当てることで、未来社会を見据えた革新的な研究開発
をより一層推進(継続26課題分、新規28課題分)
(担当:研究振興局参事官(情報担当)付) 9