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09 研究振興局主要事項 -令和8年度科学技術関係概算要求- (22 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/a_menu/yosan/r01/1420668_00003.html
出典情報 令和8年度文部科学省 概算要求等の発表資料一覧(8/29)《文部科学省》
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脳神経科学統合プログラム

令和8年度要求・要望額
(前年度予算額

73億円
65億円)

現状・課題
我が国は、超高齢化に伴い認知症が急激に増加。社会的コスト予測は、日本だけで2030年には約21兆円と試算。政府においても、認知症施策推進基本計画
を令和6年12月に閣議決定し、予防・診断・治療等の研究に取り組むことを掲げているところ。
また、脳科学研究は健康・医療分野のみならず、AIやニューロテクノロジーなど幅広い分野にイノベーションを起こす原動力としての期待大。
基礎と臨床、アカデミアと産業界の連携の強化により、日本の強みである革新技術・研究基盤の成果をさらに発展させ、脳のメカニズム解明等を進めるとともに、数理
モデルの研究基盤(デジタル脳)を整備し、脳神経疾患・精神疾患の画期的な診断・治療・創薬等シーズの研究開発を推進。また、これまで構築したヒト脳に係る
生体試料等の研究基盤を更に発展させ、データ駆動型研究に活用できる基盤を構築。





事業内容
事業実施期間

令和3年度~令和11年度

 研究期間:6年間
 支援対象機関:大学、研発法人 等

脳神経科学統合プログラム

 若手育成や異分野融合を重視し、基礎の研究成果を脳神経疾患・ 精神疾患の
診断・治療等につなげるとともに数理・情報科学等を活用した研究を推進。
 「個別重点研究課題」の5つの研究領域は、「中核拠点」、「研究・実用化支援班」、
及び各研究領域間で相互に連携し、相乗効果を発揮。
領域1 革新的技術・研究基盤の整備・開発・高度化

研究・実用化支援班

基礎・臨床の
双方向の連携

相互連携
中核拠点

個別重点研究課題

領域2 ヒト高次脳機能のダイナミクス解明
領域3 神経疾患・精神疾患に関するヒト病態メカニズム解明

産学共創・国際連携

領域4 デジタル空間上で再現する脳モデル開発・研究基盤(デジタル脳)の構築
領域5 神経疾患・精神疾患の治療等のシーズ開発



知財戦略の策定などの
実用化支援



倫理課題への対応

 統括機能と研究開発・推進機能を併せ持ち、
他の機関とも連携して基礎研究の成果を臨床
応用につなげる
 総括チーム

・事業推進に関する支援
・基礎と臨床、産学、国際連携の推進
・研究成果の取りまとめ・発信、人材育成

 研究チーム

・個別重点課題と連携しながら研究を実施

【事業スキーム】


補助金

AMED

委託

大学・国立研究開発法人等

(担当:研究振興局ライフサイエンス課)

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