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09 研究振興局主要事項 -令和8年度科学技術関係概算要求- (24 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/a_menu/yosan/r01/1420668_00003.html
出典情報 令和8年度文部科学省 概算要求等の発表資料一覧(8/29)《文部科学省》
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生命科学・創薬研究支援基盤事業(BINDS)

令和8年度要求・要望額
(前年度予算額

42億円
36億円)

現状・課題


「健康・医療戦略」(令和7年2月閣議決定)に基づき、広くライフサイエンス分野の研究発展に資する高度な技術や施設等の先端研究基盤を
整備・維持・共用することにより、大学・研究機関等による基礎的研究成果の実用化を促進。



また、本事業は「創薬力の向上により国民に最新の医薬品を迅速に届けるための構想会議中間とりまとめ」(令和6年5月22日)において、非臨床
試験や共用・基盤整備の推進に活用されることが記載されている。
令和8年度においては、大規模解析の効率化・高速化のための機器整備などを行うことにより、「経済財政運営と改革の基本方針2025」(令和7年6月
13日閣議決定)や「新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画2025年改訂版」(令和7年6月13日閣議決定)で示されている、先端研究設
備・機器の戦略的な整備・共用・高度化の推進や創薬力の抜本的強化のための研究支援基盤整備を図る。



事業内容



創薬・ライフサイエンス分野における先端的な機器整備の実現を通じて研究支援技術の高度化を図り、生命科学・創薬研究成果の実用化を促進する。
関係機関が連携し、高度な解析機器を効果的かつ効率的に運用できる人材の育成を推進する。

支援ユニット

研究者

コンサルティング
研究支援

構造解析
・最新型クライオ電子顕微鏡等の活用
・イメージング・画像による解析

支援
依頼

・高難度タンパク質試料の生産

モダリティ探索

薬効・安全性評価
・疾患モデル動物作出

・化合物の構造展開によるHit to Lead

・薬物動態評価

・in vitro 薬物動態
パラメーター評価

・生体・生体模倣評価
・毒性・安全性評価

・ペプチド・核酸・抗体等の新モダリティの生産

サポート班
AMED事務局

事務局
チェック

発現・機能解析
・遺伝子・タンパク質発現解析
・トランスクリプトーム解析
・メタボローム解析

完了報告

・パスウェイ解析

インシリコ解析
・ビッグデータ活用

ヒット化合物創出

・動態予測・毒性予測などへの
AI開発・活用
・構造インフォマティクス技術による
立体構造や相互作用の推定

・化合物ライブラリーの整備・提供
・ハイスループットスクリーニング
・インシリコスクリーニング

※上記取り組みに加え、各ユニットの機器を利用した人材育成の推進を行う

事業実施期間
交付先

令和4年度~令和8年度

国公私立大学、研究開発法人等の国内研究機関

補助金

【事業スキーム】



補助

AMED

大学等

(担当:研究振興局ライフサイエンス課)

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