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09 研究振興局主要事項 -令和8年度科学技術関係概算要求- (2 ページ)
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公開元URL | https://www.mext.go.jp/a_menu/yosan/r01/1420668_00003.html |
出典情報 | 令和8年度文部科学省 概算要求等の発表資料一覧(8/29)《文部科学省》 |
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科研費・創発事業による若手・新領域支援の一体改革 令和8年度要求・要望額
2,503億円
2,379億円)
(前年度予算額
(若手研究者を中心とした挑戦的・国際的・創発的研究への支援)
背景・課題
○ 我が国の研究力は、Top10%論文数等の指標からも相対的に低下傾向となっている中、研究トピックの後追いや研究活動の国際性の低さが指摘されている。
○ このため、我が国の研究力強化のためには、若手研究者を中心に既存の学問体系に捉われないチャレンジングな研究への挑戦を後押しするとともに、国際ネットワークへの参入
を支援することが重要であり、若手研究者を中心とした挑戦的・国際的・創発的研究への支援を強化する。
経済財政運営と改革の基本方針2025(令和7年6月13日閣議決定)
・(前略)科研費等の競争的研究費の充実を通じた研究力の一層の強化に取り組むべく、支援の在り方を検討する
統合イノベーション戦略2025(令和7年6月6日閣議決定)
新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画2025年改訂版(令和7年6月13日閣議決定)
・若手研究者を中心とした挑戦的・国際的・創発的研究への支援の積極的な拡充や、国際共同研究支援の拡充に取り組む。
・既存の学問体系に捉われない研究テーマを後押しするため、科学研究費助成事業(以下「科研費」と
いう。)等の競争的研究費を通じた研究力の一層の強化、科研費における国際性・若手研究者支援
や創発的研究支援等を通じて研究環境改善を推進する。
令和8年度概算要求の骨子
①
科学研究費助成事業
2,491億円(前年度予算額 2,379億円)
全分野の「学術研究」を支援する研究者の自由な発想に基づくボトムアップ型の競争的研究費
ピア・レビュー(※)による厳正な審査を行い、採択率約27%(応募件数10万件)の競争を経て独創的・先駆的な研究を採択
研究の多様性と裾野の広がりを確保することにより、新たなイノベーションの芽を創出
最新の研究成果を広く公開することで、すみやかに産業界や社会へ還元
研究者のキャリアアップや研究テーマの進展に応じて柔軟に選択できる研究種目を設定
研究種目、審査システム、研究費の使い勝手等について不断の見直しを実施
(※ 年齢構成や研究機関のバランスを考慮して選ばれた当該分野に精通する研究者による審査。毎年審査委員の3分の1を改選)
1.若手・新領域支援の一体改革・拡充
②
創発的研究支援事業
12億円(-※)
若手研究者を海外へ派遣する「国際共同研究
強化」の拡充により国際頭脳循環を強化すると
ともに、若手研究者の応募が多い「基盤研究
(B)」において、国際性を発揮することが期待で
きる研究に対する研究費の重点配分を拡充
※令和元年度補正予算から基金により支援実施中
独立前後の若手研究者(※)を対象に、7年間(最長10年間)の安定した研究資金と、
研究に専念できる環境を一体的に提供
多様性と融合により破壊的イノベーションにつながる新たなシーズの創出を目指す「創発的研究」を支援
面接も含めた多段階審査により研究者の人物や研究構想を評価し、採択率約10%の競争を経て研究者を採択
丁寧な伴走支援により、研究者の意欲と研究時間を最大化
採択研究者のTop10%論文割合が我が国の平均を大きく上回るなど優れた成果を創出
○ 支援内容
年間700万円(平均) の
安定した研究資金
(※ 博士号取得後15年以内)
研究者の環境改善に
努めた機関への追加支援
「創発の場」の形成
POによるメンタリング
【科研費の制度改革と充実】
国際共同研究加速基金
※二重枠線は基金化種目
国際先導研究
【~5億円、7年】
(10年まで延長可)
新領域開拓 の支援
国際頭脳循環の強化
【~5億円、3~5年】
【~1,200万円、~3年】
新興・融合領域研究
帰国発展研究
【~5,000万円、~3年】
【5,000万円~3億円/年、5年】
学術変革領域研究(B)
【~5,000万円/年、3年】
基盤研究(S・A)
S:【5,000万円~2億円、5年】
A:【2,000~5,000万円、3~5年】
国際性評価による
重点配分の拡充
基盤研究(B)
【500~2,000万円、3~5年】
若手研究者
の支援
「創発」で生まれた
融合の芽を
領域研究へ発展
学術変革領域研究(A)
基金化による
研究時間確保
基盤研究(C)
「学術変革研究」種目群
特別推進研究
国際共同研究強化
挑戦的研究(開拓)
【500~2,000万円、3~6年】
若手支援強化による
領域研究への
円滑な移行・発展
若手支援
強化枠創設
創発的研究支援事業
研究のブレークスルーをもたらすアイデアを重視し、既存の学問体系の
変革を目指す 「挑戦的研究(萌芽)」において、若手研究者の挑戦を
積極的に促すための若手支援強化枠を設定するとともに、「学術変革
領域研究(B)」の基金化により若手研究者の研究時間を確保し、新興
・融合領域研究を活性化
2.国際性の高い研究への支援の拡充
若手・新領域支援の一体改革による新領域創出のイメージ
挑戦的研究(萌芽)
【~500万円、3~5年】
【~500万円、2~3年】
「若手研究」
「研究活動スタート支援」
【~500万円、2~5年】、【~300万円、~2年】
特別研究員奨励費
【~450万円、~3年】
「創発」の多くが
特別研究員
から発展
(担当:研究振興局学術研究推進課) 2
2,503億円
2,379億円)
(前年度予算額
(若手研究者を中心とした挑戦的・国際的・創発的研究への支援)
背景・課題
○ 我が国の研究力は、Top10%論文数等の指標からも相対的に低下傾向となっている中、研究トピックの後追いや研究活動の国際性の低さが指摘されている。
○ このため、我が国の研究力強化のためには、若手研究者を中心に既存の学問体系に捉われないチャレンジングな研究への挑戦を後押しするとともに、国際ネットワークへの参入
を支援することが重要であり、若手研究者を中心とした挑戦的・国際的・創発的研究への支援を強化する。
経済財政運営と改革の基本方針2025(令和7年6月13日閣議決定)
・(前略)科研費等の競争的研究費の充実を通じた研究力の一層の強化に取り組むべく、支援の在り方を検討する
統合イノベーション戦略2025(令和7年6月6日閣議決定)
新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画2025年改訂版(令和7年6月13日閣議決定)
・若手研究者を中心とした挑戦的・国際的・創発的研究への支援の積極的な拡充や、国際共同研究支援の拡充に取り組む。
・既存の学問体系に捉われない研究テーマを後押しするため、科学研究費助成事業(以下「科研費」と
いう。)等の競争的研究費を通じた研究力の一層の強化、科研費における国際性・若手研究者支援
や創発的研究支援等を通じて研究環境改善を推進する。
令和8年度概算要求の骨子
①
科学研究費助成事業
2,491億円(前年度予算額 2,379億円)
全分野の「学術研究」を支援する研究者の自由な発想に基づくボトムアップ型の競争的研究費
ピア・レビュー(※)による厳正な審査を行い、採択率約27%(応募件数10万件)の競争を経て独創的・先駆的な研究を採択
研究の多様性と裾野の広がりを確保することにより、新たなイノベーションの芽を創出
最新の研究成果を広く公開することで、すみやかに産業界や社会へ還元
研究者のキャリアアップや研究テーマの進展に応じて柔軟に選択できる研究種目を設定
研究種目、審査システム、研究費の使い勝手等について不断の見直しを実施
(※ 年齢構成や研究機関のバランスを考慮して選ばれた当該分野に精通する研究者による審査。毎年審査委員の3分の1を改選)
1.若手・新領域支援の一体改革・拡充
②
創発的研究支援事業
12億円(-※)
若手研究者を海外へ派遣する「国際共同研究
強化」の拡充により国際頭脳循環を強化すると
ともに、若手研究者の応募が多い「基盤研究
(B)」において、国際性を発揮することが期待で
きる研究に対する研究費の重点配分を拡充
※令和元年度補正予算から基金により支援実施中
独立前後の若手研究者(※)を対象に、7年間(最長10年間)の安定した研究資金と、
研究に専念できる環境を一体的に提供
多様性と融合により破壊的イノベーションにつながる新たなシーズの創出を目指す「創発的研究」を支援
面接も含めた多段階審査により研究者の人物や研究構想を評価し、採択率約10%の競争を経て研究者を採択
丁寧な伴走支援により、研究者の意欲と研究時間を最大化
採択研究者のTop10%論文割合が我が国の平均を大きく上回るなど優れた成果を創出
○ 支援内容
年間700万円(平均) の
安定した研究資金
(※ 博士号取得後15年以内)
研究者の環境改善に
努めた機関への追加支援
「創発の場」の形成
POによるメンタリング
【科研費の制度改革と充実】
国際共同研究加速基金
※二重枠線は基金化種目
国際先導研究
【~5億円、7年】
(10年まで延長可)
新領域開拓 の支援
国際頭脳循環の強化
【~5億円、3~5年】
【~1,200万円、~3年】
新興・融合領域研究
帰国発展研究
【~5,000万円、~3年】
【5,000万円~3億円/年、5年】
学術変革領域研究(B)
【~5,000万円/年、3年】
基盤研究(S・A)
S:【5,000万円~2億円、5年】
A:【2,000~5,000万円、3~5年】
国際性評価による
重点配分の拡充
基盤研究(B)
【500~2,000万円、3~5年】
若手研究者
の支援
「創発」で生まれた
融合の芽を
領域研究へ発展
学術変革領域研究(A)
基金化による
研究時間確保
基盤研究(C)
「学術変革研究」種目群
特別推進研究
国際共同研究強化
挑戦的研究(開拓)
【500~2,000万円、3~6年】
若手支援強化による
領域研究への
円滑な移行・発展
若手支援
強化枠創設
創発的研究支援事業
研究のブレークスルーをもたらすアイデアを重視し、既存の学問体系の
変革を目指す 「挑戦的研究(萌芽)」において、若手研究者の挑戦を
積極的に促すための若手支援強化枠を設定するとともに、「学術変革
領域研究(B)」の基金化により若手研究者の研究時間を確保し、新興
・融合領域研究を活性化
2.国際性の高い研究への支援の拡充
若手・新領域支援の一体改革による新領域創出のイメージ
挑戦的研究(萌芽)
【~500万円、3~5年】
【~500万円、2~3年】
「若手研究」
「研究活動スタート支援」
【~500万円、2~5年】、【~300万円、~2年】
特別研究員奨励費
【~450万円、~3年】
「創発」の多くが
特別研究員
から発展
(担当:研究振興局学術研究推進課) 2