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09 研究振興局主要事項 -令和8年度科学技術関係概算要求- (17 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/a_menu/yosan/r01/1420668_00003.html
出典情報 令和8年度文部科学省 概算要求等の発表資料一覧(8/29)《文部科学省》
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ライフ分野のAI for Scienceの
ユースケース創出にむけた研究拠点強化

令和8年度要求・要望額

現状




11億円
(新規)

我が国がとるべき戦略

ライフサイエンス分野においては、AI等の進展を背景に、従来の遺伝子や
細胞に関する研究だけでなく、複雑な組織や高次な機能制御の解明・制
御を目指した研究が新たな潮流となっている。
AlphaFoldがノーベル賞を受賞するなど、大規模な研究データや計算資
源の活用によるデータ駆動型研究がライフサイエンス研究に変革をもたら
しており、創薬等の将来市場を見据えた国際開発競争も激化している。

最先端の計算基盤や多くの良質のデータを有する等の
我が国の強みを活かして、研究機関における研究機器や
データの連携・共用を強化
AI駆動型の生命科学研究拠点を中核としたオールジャ
パンの体制を構築し、ライフサイエンスのマルチモーダル
基盤モデルの開発とユースケース創出を目指す。





事業内容
事業実施期間

令和8年度~令和13年度
代表機関

自然界・身体
(real/physical)
ゲノム
オミックス

分担機関

分担機関

細胞内
小器官

良質なデータ・計算資源
のオールジャパンでの連携・共用

仮想細胞~身体・デジタルツイン

ライフ分野の

我が国が強みを持つ分野のデータについて、
質・量を確保しながら戦略的にデータを
取得・整備
データベース

細胞

マルチモーダル基盤モデル
の開発・活用

ライフコース、世代間伝達など
複雑な生命現象や疾患の
高精度な解析や制御が可能に

仙台

計算資源・データ・人材など必要資源を
オールジャパンの視点で整備・連携
Ⅰ.ライフサイエンス基盤モデルの開発・人材育成
代表機関の下で、全国の研究者が糾合し、我が国の強み
を活かした戦略的なデータ取得と、バイオ生成AI基盤モデル
の開発・活用のための研究開発を支援。デジタルツインによ
る複雑・高次な現象や機能の理解・シミュレーション・制御・
活用を推進。
Ⅱ. 計算資源活用の最大化
ライフサイエンス分野の基盤モデル開発に向け、国内の研究
生産を最大化するための計算資源を整備

器官
オルガノイド
個体

けいはんな
大阪
播磨
神戸

筑波

理研

名古屋 岡崎
/岐阜

三島

東京
横浜

ライフコース~世代間伝達
複数のモード/層の構造

計算資源

【事業スキーム】


補助金

大学・大学共同利用機関・国立研究開発法人

<例>
・バーチャル臨床試験
・個別化診断・創薬・医療
・高速・高精度な品種改良

創薬・精密医療・バイオものづくり
新産業創出
(担当:研究振興局ライフサイエンス課)

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