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病院薬剤師確保の取組み(修学資金貸与等)の手引き(Ver 2.0) (5 ページ)

公開元URL https://www.jshp.or.jp/content/2025/0703-1.html
出典情報 薬剤業務向上加算にかかる出向研修モデル作成の手引き(ver 1.0)の公表について(7/3)《日本病院薬剤師会》
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Ⅰ.薬剤師修学資金貸与のモデル
薬剤師不足を解消する手段の一つとして修学資金の貸与、返還免除等があるが、薬剤師
の偏在は、地域偏在、機能偏在、規模偏在など複合的な要因が関係し、その実情が都道府
県によって大きく異なるため地域の実状に応じた取り組みを進めることが必要である。以
下に、現時点で考えられる修学資金貸与のモデルを例示する。地域の実情に応じたモデル
を策定する。
【資金面による分類】
1 地域医療介護総合確保基金(医療分)(以下「基金」という。)を活用するもの
2 基金以外の公的資金を活用するもの
3 病院等の経費を活用するもの
4 その他
*修学資金貸与(奨学金返還支援)モデル
資金

対象者
薬剤師




学生




基金
基金+その他
基金以外

出身地等

*職種別
・Aモデル:基金を活用した学生対象(山口県)
・Bモデル:基金を活用した薬剤師対象(石川県、山形県)
・Cモデル:基金以外の資金を活用した学生対象(気仙沼市、安芸太田町(広島県))
・Dモデル:基金以外の資金を活用した薬剤師対象(鳥取県、島根県)
・Eモデル:基金とその他(登録病院)の資金を活用した学生対象(茨城県)
・Fモデル:基金とその他(登録病院)の資金を活用した薬剤師対象(茨城県,高知県)
【基金を活用して薬剤師奨学金返還支援事業等を行っている主な県】
① Aモデル
都道府県

学生

山口県



薬剤師

補助対象期間
(年)
5

補助金額
(最大:万円)
144*1

*1:月額 2 万 4 千円、年額 28 万 8 千円で 5 年間となります。

② Bモデル
4

備考
5,6 年生対象