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薬剤業務向上加算にかかる出向研修モデル作成の手引き(ver 1.0) (13 ページ)

公開元URL https://www.jshp.or.jp/content/2025/0703-1.html
出典情報 薬剤業務向上加算にかかる出向研修モデル作成の手引き(ver 1.0)の公表について(7/3)《日本病院薬剤師会》
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A. 薬剤師です。
7. 出向の条件や期間は?
A. 出向する薬剤師の条件等は Q5 の通りです。出向の期間は、地域の実情を踏まえ、出向先の
保険医療機関、都道府県における薬剤師確保の取組を担当する部署との協議により決められま
す。
8. 受け入れ機関と出向元機関の契約書や同意書は必要ですか?
A. 出向を実施する際には、受け入れ機関と出向元機関との間で契約書や同意書を交わすことが
推奨されます。
9. 出向者の給与はどこから支払われますか?
A. 受け入れ機関と出向元機関にて事前に協議の上、取り決めていただきます。
■ 研修の実施・運用
10. 研修の定義や要件は?
A. 免許取得直後の薬剤師を対象に、調剤、病棟薬剤業務、チーム医療、医薬品情報管理等を広
く習得できるプログラムを指します(参考資料は Q14 参照)。
11. 研修の対象は?
A. 出向元の医療機関に勤務する免許取得直後の薬剤師です。
12. 研修の条件や期間は?
A. 特に制限はありません。免許取得直後の薬剤師が研修対象になりますので、
「薬剤師の卒後研
修カリキュラムの調査研究」や「薬剤師臨床研修ガイドライン」等を参考に、施設の実情に応じ
て設定いただきます。
13. 薬剤師以外でも加算算定に関わることができますか?
A. 研修の計画や実施等に関して検討するための委員会は、医師、薬剤師、看護師等の多職種で
構成される必要があります。
14. 研修はどのように企画・運営すればよいですか?
A. 「医療機関における新人薬剤師の研修プログラムの基本的考え方」
(一般社団法人日本病院薬
剤師会)、
「薬剤師の卒後研修カリキュラムの調査研究」
(令和3年度厚生労働科学研究費補助金
健康安全確保総合研究分野 医薬品・医療機器等レギュラトリーサイエンス政策研究)ならびに
「薬剤師臨床研修ガイドライン」
(令和6年3月

厚生労働省)の卒後研修プログラム案やプロ

グラム評価票案が参考になります。
15. 研修実施後の報告書や記録に関して参考資料はありますか?
A. 本手引きの参考資料「出向研修の評価、検証のための報告書・評価票」に「出向者報告書(A
票)」と「出向評価票(B 票)」を掲載しています。エビデンス構築のためにも、是非ご活用く
ださい。
■ 注意点・その他
16. 厚生労働省や地方厚生局への届出・報告は必要ですか?
A. はい、薬剤業務向上加算を算定するためには、地方厚生局長等への届出が必要です。
17. モデル作成時に参考となる事例やガイドラインはありますか?
A. 以下の参考資料や事例があります:
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