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資料1:武藤香織委員発表資料 (19 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59105.html
出典情報 生命科学・医学系研究等における個人情報の取扱い等に関する合同会議(第11回 6/25)《厚生労働省》
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「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針」と
患者・市民参画についての提言(案)より、倫理指針への記載事項追加の案
(1)前文
⚫ 国際的に人を対象とする研究への患者や市民の参画が求められるようになってきたほか、国内でも様々な取り組
みが進んでいる旨の追記

⚫ ガイダンス:「責任ある研究・イノベーション」(RRI)/共創的イノベーション、シチズン・サイエンス(OECD)、持続可
能な開発目標(SDGs)に基づく「多様性、公正性、包摂性」(DEI)等の複数の文脈から後押しされている旨を解説

(2)目的及び基本方針(第1章総則 第1)
⚫ 原則のなかに、患者・市民参画の観点を追記
➢ ①患者・市民の視点を尊重し、社会的及び学術的意義を有した研究を実施すること

(3)用語の定義(第1章総則 第2)
(3-1) 呼称
⚫ 患者・市民参画(patient and public involvement and engagement, PPIE)

(3-2) 「患者・市民参画」の定義
⚫ 「本指針における患者・市民参画とは、患者・市民の経験や知見・願いを、研究者等との緊密な連携のもとで、人を対
象とする生命科学・医学系研究に活かしていこうとする取り組みのことである。」

(3-3) 「患者・市民」の定義
⚫ 「本指針では、患者、家族、元患者(サバイバー)、未来の患者、研究参加経験のある者、その他研究によって影響を受
ける幅広いコミュニティを想定しているが、研究によって参画を考慮すべき対象を検討すべきである。」
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第4回生命科学・医学系研究等における個人情報の取扱い等に関する合同会議 ©Kaori MUTO, 2025. All rights reserved.