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○歯科医療(その3)について 総ー4 (4 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00232.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第573回 12/15)《厚生労働省》
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7月12日開催の中医協における主なご意見②
(重症化予防や口腔機能管理、障害児者等の歯科診療について)
○ 歯を喪失する一番の原因である歯周病やう蝕は、適切な管理を行うことで重症化予防が可能である。歯周病重症化予防治療や歯周病
安定期治療について、より効果的な管理を推進するため、更なる整理・見直しをすべき。
○ 歯科衛生士による歯科衛生実地指導は重症化予防の観点から非常に重要である。近年は、ブラッシング方法の指導等だけでなく口腔
機能や生活習慣などの観点からも歯科保健指導が行われており、実態に応じた評価を検討すべき。
○ 口腔機能の管理については、口腔機能管理の中で行われる口腔機能獲得や口腔機能向上のための訓練に対する評価について検討すべ
き。
○ 小児を含めた障害児者や認知症の方への歯科医療も非常に重要であるが、治療には患者の状態に応じた配慮や時間、通常より多い人
員体制を要することが多く、実態を踏まえた評価を検討すべき。
○ 医療的ケア児等について、摂食嚥下等に関し学校等への情報連携をするケースがあることから、歯科医療機関と学校等との情報連携
についても検討すべき。
(電話や情報通信機器を用いた歯科診療について)

○ 対面診療が基本ではあるが、新興感染症の感染拡大により外出が制限される状況下などでは、歯周病などの急性症状に対し、情報通
信機器を用いて症状・状態 を確認した上で必要に応じて投薬等を行うことは有効であり、情報通信機器を活用した歯科診療の評価も
検討すべき。その他、口腔機能や摂食機能の評価、顎顔面領域の慢性疼痛の管理等、情報通信機器が活用できるものもあるのではな
いか。
○ 口腔内の状態をどのように適切に把握するかも含め、効率的な口腔状態の確認や指導管理等、歯科領域における情報通信機器の活用
について検討をすべきでないか。
(生活の質に配慮した歯科医療について)
○ 糖尿病や喫煙などの生活習慣は、歯周病など口腔疾患へ大きな影響を与えることが知られているので、これらに関する管理も重要で
ある。
○ 貴金属以外の材料の保険適用は進んで来ているが、適用部位が限られている等の現状もあることから、市場価格に左右されない貴金
属以外の材料の活用を積極的に検討するべき。

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