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○歯科医療(その3)について 総ー4 (104 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00232.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第573回 12/15)《厚生労働省》
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歯科口腔外科領域で実施する処置
○ 歯科治療を行う上で必要な治療技術は原則として歯科点数表で規定されているが、医科と共通の技術や
歯科点数表に規定されていないが医科点数表に規定されているものの一部は、各部の通則において医科
点数表の例により算定することが示されている(歯科点数表第4部画像診断、第5部投薬、第6部注射、第
7部リハビリテーション、第9部手術、第10部麻酔、第11部放射線治療、第14部病理診断) 。
○ 処置については、医科点数表の例による算定はできないが、歯科口腔外科領域で行われる処置の一部
は医科点数表の処置と共通の技術がある。
<歯科口腔外科領域でも行われる医科点数表の主な処置項目>
区分

項目名

(医科点数表)

J017-2

J018
J026-4
J022-2
J043-4
J063

J115

歯科口腔外科で行われる状況

リンパ管腫局所注入

口腔領域のリンパ管腫に対するピシバニール局所注入療法として実施

喀痰吸引

口腔悪性腫瘍や歯科疾患による急性炎症等で気管切開及び気管カ
ニューレ装着を行った患者に対して実施

ハイフローセラピー

進行した口腔癌等の侵襲が大きな手術の術後に起こる肺うっ血等に対
して実施

摘便

歯科疾患による長期入院患者等における便秘症や排便困難な患者に
対して実施

経管栄養・薬剤投与用カ
テーテル交換法

口腔癌、薬剤性顎骨壊死、顎骨骨髄炎等の歯科疾患を有する患者に
対して、経皮経食道胃管カテーテルの造設や交換が必要な場合に実施

留置カテーテル設置

歯科疾患が原因で、経口摂取不能のため中心静脈栄養が必要とされ
る患者等に対して実施

超音波ネブライザ

全身麻酔下での口腔疾患に対する術後や口腔癌終末患者等における
肺炎等に対して実施
(保険局医療課が公益社団法人日本口腔外科学会にヒアリングを行った内容を元に作成)

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