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○歯科医療(その3)について 総ー4 (25 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00232.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第573回 12/15)《厚生労働省》
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中医協

かかりつけ歯科医の効果について

総-3

2 7 . 7 . 2 2

新しいう蝕の発生と
フォローアップ回数の関連

かかりつけ歯科医の有無と
現在歯数との関連

○ 歯科診療所に通院している2~18歳を対象と
した調査において、フォローアップ回数が10回
を超えると1回と比較して、有意に新しいう蝕
ができにくくなっていた。

○ 65歳以上の高齢者を対象とした調査において、3年以上同じ
「かかりつけ歯科医」がいない者は現在歯数20本未満となる
リスクが高くなっていた。

フォローアップの回数
1回
1.0
2-4回
0.608
5-9回
0.415
10回以上
0.473

現在歯数が20本未満と関連する要因
男性
女性
p=0.134
p=0.065
p=0.010

対象:2002年から2008年に歯科診療所に通院している
2歳から18歳の651人
分析方法:「新しくできたむし歯の数」を目的変数として
ロジスティック回帰分析を実施

出典: Effect of Preventive Oral Hygiene Measures on the
Development of New Carious lesions,
(Oral Health Prev. Dent,12,2014)

3年以上
同じかかりつけ
歯科医

あり 1.0
10.21
なし
(3.06~34.08)

1.0
6.66
(1.43~30.97)

対象:65歳以上の高齢者
現在歯数19本以下の高齢者79人(男性19人、女性60人)
現在歯数20本以上の高齢者85人をコントロール
調査方法:質問紙調査
※「かかりつけ歯科医」:「かかりつけの歯医者(3年以上同じ)がありますか」
の問いに対して「はい」「いいえ」で回答する形式により把握。

出典:高齢者で歯を20本以上保つ要因について~北海道道東
地域におけるケース・コントロール研究~(口衛誌61,2011)

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