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新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針(令和5年1月27日変更) (10 ページ)

公開元URL https://www.kantei.go.jp/jp/singi/novel_coronavirus/taisaku_honbu.html
出典情報 新型コロナウイルス感染症対策本部(第101回 1/27)《首相官邸》
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/イムデビマブ」については、短期入院による投与や投与後の観察体
制の確保等の一定の要件を満たした医療機関による自宅療養者に対す
る外来・往診での投与等の取組を進めてきた。また、同年9月 27 日に
は、中和抗体薬「ソトロビマブ」が、同年 12 月 24 日には、経口薬「モ
ルヌピラビル」が、令和4年2月 10 日には経口薬「ニルマトレルビル
/リトナビル」が特例承認され、それぞれ医療現場に供給されている。
これにより、重症化リスク因子のある軽症から中等症患者向けの治療
薬は、経口薬「モルヌピラビル」
、「ニルマトレルビル/リトナビル」

中和抗体薬「ソトロビマブ」
、「カシリビマブ/イムデビマブ」及び抗
ウイルス薬「レムデシビル」の5種類が揃うこととなり、患者の状態
や薬剤の特性等に応じて、適切に選択し活用が可能となっている。「モ
ルヌピラビル」については、同年9月 16 日には一般流通が開始された。
また、重症化リスク因子のない軽症から中等症患者に投与可能な経口
薬「エンシトレルビル」が、同年 11 月 22 日に緊急承認され、医療現
場に供給されている。
(5)令和3年9月の感染収束
令和3年7月からの感染拡大期は、感染力の強いデルタ株への置き
換わりにより、これまでに比べ陽性者数において非常に大きなもので
あったが、同年8月 20 日に全国で1日当たり 25,975 名の新規陽性者
を記録した後に、急速に減少した。同年9月の感染収束については、
これまでの国民や事業者の感染対策への協力、夜間滞留人口の減少、
ワクチン接種率の向上、医療機関や高齢者施設のクラスター感染の減
少等によるものと考えられる。
令和3年9月 28 日に、感染状況や医療提供体制・公衆衛生体制に対
する負荷の状況について分析・評価を行い、全ての緊急事態措置区域
(北海道、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈
川県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、
兵庫県、広島県、福岡県及び沖縄県)が緊急事態措置区域に該当しな

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