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参考資料4 「一体的実施・KDB活用支援ツール」抽出の考え方と保健事業への活⽤Ver.1 (32 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_28208.html
出典情報 データヘルス計画(国保・後期)の在り方に関する検討会 高齢者保健事業の実施計画(データヘルス計画)策定の手引きに係るワーキンググループ(第1回 9/28)《厚生労働省》
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(8)重症化
予防

糖尿病等の基礎疾患があり、フレイル状態にある者を抽出、
通いの場等の介護予防事業につなげる

抽出基準

基礎疾患ありの条件

かつ

レセプト(医科・DPC・調剤)︓糖尿病治療中もしくは中断
または ⼼不全、脳卒中等循環器疾患あり、
または 健診︓HbA1c7.0%以上
質問票①(健康状態)⑥(体重変化)⑧(転倒)⑬(外出頻度)のいずれかに該当

該当率
(試算)

質問票回答者に占める「慢性疾患(糖・循)+フレイル傾向の⼈」の割合
75〜84 歳︓15〜20%、85 歳以上︓30〜50%程度

抽出基準の
根拠

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糖尿病等の基礎疾患がある者では、サルコペニア、フレイルが進⾏しやすい。1)
とくに糖尿病においては、不適切な⾷事制限により低栄養をきたしやすく、サルコペニアの原因となる
ため、⼗分なエネルギー摂取とタンパク質摂取が必要である。フレイルが疑われる場合には栄養素等
摂取状況を確認し、運動を促す必要がある。2)
内臓脂肪型肥満であっても筋⾁量が減少しているケースがある。(サルコペニア肥満2))
運動としては、有酸素運動に加えてレジスタンストレーニングが推奨される。2)
サルコペニア(筋⾁量の減少)は耐糖能の悪化を招くという悪循環に陥ることがある。
⾼齢者の糖尿病では、認知機能やADLによりコントロール⽬標が異なることから、かかりつけ医と
の連携においても⽼年症候群の把握は重要である。

その他参考に
したい情報

● 過去に保健指導や糖尿病教室等に参加した者に質問票実施
● 介護認定・介護サービス利⽤状況
● かかりつけ医からの紹介

医療機関と
連携した保健
事業等、ハイ
リスク
アプローチとし
ての保健事業

1)ハイリスクアプローチとしての保健事業(プログラム例)
(1) リスト対象者の⼈数確認(年齢区分別)
(2) 個別アプローチの優先順位付け
質問票①(健康状態)⑥(体重変化)⑧(転倒)⑬(外出頻度)の重複個数が多い⼈から個別対応。
(3) 健康状況・⽣活状況伺い(⼿紙、電話)
通いの場等、介護予防事業への参加状況も確認する。
(4) フレイル予防教室等(⼀般介護予防事業、健康づくり事業)の勧奨
(5) ⾯談︓体重減少がある⼈→栄養相談 転倒→体⼒測定等
⾯談記録を作成する。(KDB に指導履歴登録)
(6) 本⼈の体⼒や健康状態に合わせたプログラム紹介。(介護予防事業)
有疾患者に対するリスクマネジメントを⾏っていること、レジスタンストレーニングを含むプログラムを推奨
する。
2)優先すべき対象者
l 後期⾼齢者の質問票①(健康状態)⑥(体重変化)⑧(転倒)⑬(外出頻度)の重複個数が多い者
l 栄養相談は とくに体重減少がある⼈を対象に⾏う。
l 通いの場等、介護予防事業に参加していない⼈、中断した⼈を対象とする。
中断者については、以前参加していたプログラムが本⼈の体⼒に適していない、⼈間関係の悩みや
本⼈の志向に合わない等の理由がある。地域包括のサポートにより、本⼈の希望するプログラムを紹
介できることが望ましい。
3)関係者との連携
l 本⼈の体⼒に合わせたプログラムを提供できる機関の情報。(地域包括等より)
l 有疾患者対応のためのリスクマネジメントについての相談。(医師会等)
通いの場の運営者、リーダーと連携した定期的な健康相談の実施等。
l ⻭周病、⼝腔機能低下者への対応(⻭科医師会、⻭科衛⽣⼠会等)

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