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参考資料4 「一体的実施・KDB活用支援ツール」抽出の考え方と保健事業への活⽤Ver.1 (20 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_28208.html
出典情報 データヘルス計画(国保・後期)の在り方に関する検討会 高齢者保健事業の実施計画(データヘルス計画)策定の手引きに係るワーキンググループ(第1回 9/28)《厚生労働省》
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(5)⾝体的
フレイル

⾝体的フレイル(ロコモティブシンドローム含)のリスクがある者を抽出し、予防につなげる

抽出基準

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質問票①(健康状態)に該当
質問票⑦(歩⾏速度)に該当

抽出基準の
根拠

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歩⾏速度低下がみられるフレイル⾼齢者は、要介護認定の発症リスクが 4.7 倍⾼い。1)
転倒の要因は筋⼒の低下や歩⾏機能の低下、バランスの低下等がある。2)
転倒したことがある⼈は、転倒したことのない⾼齢者と⽐べて歩⾏速度が遅い。3)
筋⾁減弱(サルコペニア︓筋⼒や筋⾁量の低下)を基盤として体重減少が起こると、歩⾏速度の低
下や、転倒・⾻折のリスクが上昇し、要介護状態になる可能性がある。
歩⾏速度や転倒歴は⾼齢者の⽇常⽣活機能の指標となるので、早期から⽣活機能・⾝体機能の
低下を把握するための項⽬となる。
地域在住⾼齢者において、フレイルはメタボリックシンドロームよりも平均余命に⼤きく影響するといっ
た研究もある。4)

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かつ
かつ

質問票⑦(歩⾏速度)に該当
質問票⑧(転倒)に該当

その他参考に
したい情報

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介護情報︓ 要介護認定の有無と要介護度
診療情報︓ 特に関節疾患(変形性膝関節症や腰痛等)の通院歴、⾻折歴等
健診情報︓
体格︓①体重減少︓顕著な体重減少がみられる者 ②痩せ︓BMI 20kg/m2 以下
過体重︓BMI 25kg/m2 以上(サルコペニア肥満の状態も考慮する必要あり)
腎機能︓推算⽷球体濾過量(eGFR) 45ml/min 未満 、尿蛋⽩陽性

医療機関と
連携した保健
事業等、ハイ
リスクアプロー
チとしての保
健事業

1)ハイリスクアプローチとしての保健事業(プログラム例)
(1) CSV にて事業対象者の抽出。
(2) 対象者の⼈数・属性(性別・年齢区分別)の整理。
(3) 対象者の絞り込み。(介護情報、診療情報、健診情報による)
地域資源を把握している地区担当と協働で⾏うことが望ましい。
(4) KDB にて過去の⽣活習慣病の有無・管理状況、臓器機能障害
(例︓腎臓、⼼臓、呼吸器、脳⾎管等)、関節疾患の治療歴を確認。
(5) 上記の⑶、⑷の結果を⾒て、各専⾨職等へつなぐ。
l 地域包括等の保健師と連携して総合的な管理を⾏う。(地域資源の活⽤も含む)
l 過去の受診歴や臓器障害等があれば主治医・かかりつけ医へ。
フレイル関連の情報共有(例︓地域交流・サポートのなさ、転倒リスク⾼、体重減少、孤⾷、⼝
腔機能低下、運動習慣、多病・多剤等)
l ⼝腔機能低下の場合、かかりつけ⻭科へのフィードバック。(P.12「⼝腔」参照)
l 低栄養(BMI、体重減少、⾷⽣活の乱れ等)があれば管理栄養⼠へ。
(地域にある栄養ケアステーションを活⽤することも推奨される)
l 関節疾患(変形性膝関節症や腰痛等)の診療情報があれば整形外科医・理学療法⼠へ。
l 介護保険利⽤中であれば地域包括へ連絡。
フレイル関連の情報共有(例︓地域交流・サポートのなさ、転倒リスク⾼、体重減少、孤⾷、⼝腔
機能低下、運動習慣、多病・多剤等)
l 介護・診療情報において⾮該当者であっても、居住地周辺の通いの場や地域活動を積極的に紹
介。
l 専⾨職種につなぐ場合、⾯談を⾏い、記録を残すよう促す。(KDB に指導履歴登録)
2)優先すべき対象者(上記を満たした中で、さらに優先すべき対象者)
l 顕著な体重減少がみられる者
質問票⑥(体重変化)に該当。痩せ(BMI≦20)、過体重(BMI≧25)
l ⾷⽣活が乱れている者 質問票③(⾷習慣)に該当

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