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参考資料4 「一体的実施・KDB活用支援ツール」抽出の考え方と保健事業への活⽤Ver.1 (13 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_28208.html
出典情報 データヘルス計画(国保・後期)の在り方に関する検討会 高齢者保健事業の実施計画(データヘルス計画)策定の手引きに係るワーキンググループ(第1回 9/28)《厚生労働省》
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(2)⼝腔

オーラルフレイル・⼝腔機能低下者を抽出して⻭科受診につなげ、
⼝腔機能低下防⽌を図る

抽出基準

質問票④(咀嚼機能)⑤(嚥下機能)のいずれかに該当
レセプト︓過去1年間⻭科受診なし

抽出基準の
根拠

後期⾼齢者⻭科健診受診者 2,190 名のうちの該当率︓5.1%
「半年前に⽐べて固いものが⾷べにくくなった」と回答した者は 27.9%、「お茶や汁物等でむせることがある」
と回答した者は 20.5%。
l 固いものが⾷べにくいと回答した者は要介護認定を受けていた者が有意に多かった。
l お茶や汁物等でむせることがあると回答した者は 1 年間の外来医科医療費が有意に⾼額であった。
l どちらか⼀⽅でもあると回答した者は、複数の⼝腔機能が低下しており、複数の栄養素等摂取量が
低下していた。
l ⽇本⼈⼀⼈当たりの⻭科医療費は、平均余命と健康寿命と正の相関が認められた。

その他参考に l
したい情報
l
l
l
医療機関と
連携した保
健事業等、ハ
イリスクアプロ
ーチとしての
保健事業

かつ

基本チェックリスト、要介護認定
後期⾼齢者⻭科健診
⻭科診療所における⼝腔機能精密検査
医科レセプトデータ(脳⾎管疾患、認知症、肺炎等の既往歴)

1)ハイリスクアプローチとしての保健事業(プログラム例)
(1) リスト対象者の⼈数確認。
(2) 質問票④(咀嚼機能)⑤(嚥下機能)、もしくは基本チェックリスト 13・14(⼝腔機能)にて絞り込み。
(3) KDB にて過去1年間の⻭科受診歴を確認。
(4) 誤嚥性肺炎や⻭科疾患の重症化リスクが⾼い要介護認定者、脳⾎管疾患、認知症、肺炎等の
既往のある者。
(5) 上記の⑵⑶⑷の結果を⾒て、健康状況・⽣活状況伺い(⼿紙、電話)通いの場等、介護予防
事業への参加状況も確認する。なお、質問票や基本チェックリストの配布率の低い⾃治体において
は、上記の⑶の⻭科受診歴及び⑷の全⾝疾患の状態を KDB にて確認し、対象者の抽出・絞り込
みを⾏うことも検討する。
(6) 必要に応じて⻭科衛⽣⼠等の⻭科専⾨職が訪問し状況確認、⼝腔アセスメントを実施。
(7) 過去に⻭科受診歴があればかかりつけ⻭科医と連携、介護保険利⽤中であれば地域包括と連携
を検討。
(8) ⾯談︓⻭科への受診勧奨にとどまらず、⾷⽣活や⾝体活動、⽣活⾯(社会参加、他者との交
流、旅⾏、外出、外⾷、買い物、知的活動の減少、閉じこもり等)での相談を⾏う。
経済的理由、⻭科医療機関との関係性(地理的条件を含めて)等を含めて相談し、適切な受
診、健康相談の窓⼝につなげる。⾯談記録を作成する。(KDBに指導履歴登録)
(9) レセプトもしくは本⼈との⾯談にて受診の有無を確認。
2)優先すべき対象者
l BMI≦20 かつ 質問票⑥(体重変化)に該当する者
l 要介護認定者、脳⾎管疾患、認知症、肺炎等の既往があり、誤嚥性肺炎のリスクが⾼い者(本
ツールの CSV にて確認可能)
l 地域包括、訪問看護ステーション、介護⽀援専⾨員等からの紹介者
l ソーシャルサポートにつながっていない者
質問票⑬(外出頻度) ⑭(他者との交流) ⑮(ソーシャルサポート)のいずれかに該当
3)⻭科医療機関等、地域の介護予防、通いの場の担当者との連携
l 過去に⻭科受診歴があり、本⼈が拒否的ではない場合には、⻭科医師等から⼝腔内(⻭、義
⻭、⼝腔粘膜等)に⾷事や会話を障害する問題がないか等健康伺いを⾏う。(⻭科医師会等と
の協議の上)
4)事業評価(ストラクチャー、プロセス、アウトプット、アウトカム)

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